- ・ 水温が夏は冷たく冬は暖かい川がある
- ・ おじゃんの意味と語源とは
- ・ チョウチョは雨の日はどこにいるのか?
- ・ ステンレスが錆びにくい理由
- ・ なぜ沢庵(たくあん)は2切れで出される?その理由とは
- ・ 魚介類の「介」の意味と語源とは?
- ・ 干した布団の匂いの正体とは?
- ・ ドバト(土鳩)は正式な名前ではない
- ・ 古代エジプトでは猫を殺すと死刑!?
- ・ 木で鼻をくくるの意味とは
- ・ 禁煙区域なのに「煙草する」!?その意味とは
- ・ 最終電車の運転手はどうやって帰っているのか?
- ・ なぜあくびをすると涙が出るのか?量の多い少ないの違いは?
- ・ 満潮?干潮?地図に書かれている海岸線はどっち?納得の理由とは?
海外でのタブー!日本人が知らない海外で忌み嫌われている「邪視」とは?
最終更新日:2020/10/21

近世まで、ヨーロッパや西アジア世界で
忌み嫌われていたものに「邪視(じゃし)」というものがあります。
いったい「邪視」とは忌み嫌われているのでしょうか?
邪視とはなに?
日本で言う所の「ガンをつけられる」こと。
日本だと「にらみつける」の「ガンをとばす(つけられる)」という程度のものですが
それが、海外では実に恐ろしいこととされていました。
邪視とは、忌まわしき邪悪な目つきのことで
それを受けると、死や病気が待っているとされていました。
なぜ忌み嫌われるようになったのか?
自分が相手の瞳の中に小さく閉じ込められるのではないかと言われていた。
人の瞳には、よく見ると自分の姿が小さく映っています。
そこから自分が、相手の瞳の中に閉じ込められるのではないかという
悪意を持って疑ってしまう様になりました。
こうして、ヨーロッパ人や西アジア人の人たちは
「目には魔力が宿る」と考えるようになり、恐れていたのです。
迫害を受けた人物とは?
ユダヤ人やロマの人々が迫害に繋がった。
邪視という特別な力を持った人物として、ユダヤ人やロマの人々が挙がりやすく
彼らの迫害に繋がってしまいました。
中世では、異端審問の激しかったヨーロッパで、邪視の懸念のある人物を
異端審問にかけられ、処刑されることもあったようです。
邪視がタブーとされていたのは、ヨーロッパや西アジアでは
人の瞳に恐れおののいていたからなのです。
~
世界には日本人が知らない事がたくさんありますが、ちなみに、ドバイには住所がないというのは知っていますか?
・ドバイには住所が存在しない?!その理由とは
--
以上、日本人が知らない海外で忌み嫌われている「邪視」とはでした。
他の世界に関する雑学
他の雑学(ランダム表示)
--