- ・ アメンボは何を食べる?食べ物と食べ方を知ろう
- ・ 市販のホタルイカはメスばかり!?その理由とは?
- ・ スーパーの値札が半端の理由とは
- ・ ゲートボールは老人のスポーツじゃなかった?由来と歴史
- ・ こじつけの意味と語源とは
- ・ 植物はなぜ立っていられるのか?
- ・ 個人タクシーの車両についている星マークの意味とは?
- ・ 「ウコンを飲んだから二日酔い対策はバッチリ!」と思うのは間違い!?
- ・ 四苦八苦の意味と語源とは
- ・ トイレなどで使うスッポンの本当の名前とは
- ・ 逆鱗に触れるの意味と語源とは
- ・ サンマを綺麗に焼く裏ワザ
- ・ ホテルのベットに敷かれている布の名前と正しい使い方とは
- ・ 冬場も飛行機はスタッドレスタイヤを使わない理由とは?
河豚(フグ)は生まれたときは毒を持っていない
最終更新日:2020/10/21
寒い時期に旬として食べられる河豚(フグ)ですが
フグといえば毒を持っていることで多くの方が知っていることでしょう。
そんなフグですが実は生まれたときはフグは毒を持っていないのです。
毒がない理由

フグは食べる餌によって体内に毒が溜まっていく。
フグが毒を持つようになる経緯は食物連鎖が関係しており、ビブリオ菌という毒を生み出す微生物を
ヒトデや貝が食べて、そのヒトデや貝をフグが食べることで毒を持つようになっているのです。
なので生まれたときはフグは毒を持っていません。
毒のないフグ

養殖で毒のないフグを育てることは可能。
フグは食物連鎖によって毒を持つようになるのでプールのような水槽で
毒のない餌を与えて養殖すれば毒のないフグを作ることは理論的には可能です。
無毒のフグを生産しない理由

体内の毒がないと病気になりやすくストレスが溜まりやすい。
フグの体内に毒がないと寄生虫が付きやすくなるため病気になりやすくなります。
さらにストレスが溜まりやすくなるので仲間同士で噛み合う行動をとるようになるため生産が難しいとされています。
毒のない養殖フグの生け簀に天然のフグを入れると天然フグが養殖フグに襲い掛かり
養殖フグが毒を持つようになったという例もあります。
実際はより天然のフグに近づけるため湾内での養殖が行われているところが多く
そもそも「国に認められていない」ということもあり毒のないフグを作るメリットがないため生産されていないのです。
--
以上、河豚(フグ)は生まれたときは毒を持っていないでした。
他の魚介類の雑学
他の雑学(ランダム表示)
--














