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トンネル内の照明がオレンジ色の理由
最終更新日:2020/10/21
高速道路などのトンネルを通ると照明がオレンジを見たことがあると思います。
なぜ、オレンジなのでしょうか?そこにはきちんとした理由があります。
トンネル内の照明
トンネル内のオレンジの照明はナトリウムランプという発光コストの安い照明が使われている。
このナトリウムランプをつける理由は
・排気ガスの影響を受けにくいため光が通りやすい
・照明の寿命が長い(高圧ナトリウムの寿命は約1年半)
・水銀ランプと比べ1/2~1/3の消費電力
他には清掃頻度が少なくて済むためメンテナンス性が良い事が理由だったりします。
欠点はオレンジ色なので赤色が黒っぽく見えてしまうこと。
黒く見えるのでトンネル内の設置されている消火栓は蛍光色を赤色に塗装することで
オレンジのトンネル内でも赤色に見える工夫がされています。
今はオレンジだけじゃない
引用元:マイナビニュース「news.mynavi.jp」
現在ではナトリウムランプ以外の照明も使われている。
昭和から使われているナトリウムランプですが現在は環境に優しい車などのおかげで
排気ガスが薄くなっていることもありナトリウムランプを使う必要性が薄れています。
現在使用されているトンネル照明の種類
・蛍光ランプ
ナトリウムランプと比較(消費電力:同じ、寿命:3割ほど長い)
・セラミックメタルハライドランプ
水銀ランプと比較(消費電力1/2、寿命が同じ)
・LEDランプ
蛍光ランプと比較(消費電力:同じ、寿命が約5倍長い)
ナトリウムランプも入口や出口で一部使用されています。
新しいトンネルなどはセラミックメタルハライドランプかLEDランプが主流となっています。
より深く知りたい場合は「マイナビニュース」のこちらの記事を読もう!
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以上、トンネル内の照明がオレンジ色の理由でした。
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