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てるてる坊主はもともと「娘」のことだった
最終更新日:2020/10/21
天気が晴れになるように、てるてる坊主を吊るす風習がありますが
もともとは「坊主」ではなく、「娘」だったのです。
てるてる坊主の起源とは?

中国の「掃晴娘(そうせいじょう)」から来ている。
てるてる坊主をつるす風習は平安時代に中国から伝わりました。
中国では「掃晴娘」と呼ばれる箒(ほうき)を持った女の子の紙人形のことで
これを吊るすことで晴れになるように祈ったとされています。
なぜ「坊主」になったのか?

日本で雨が止むのを祈るのは修験者(しゅげんしゃ)や旅の僧などの「聖(ひじり)」が多かったから。
日本では、雨が止むことを祈ったのは修験者や旅の僧など「聖」が多かったことから
女の子ではなく、僧侶の姿を模した坊主姿の人形になったのです。
雨を望むてるてる坊主

西日本地方では雨を望む黒いてるてる坊主を吊るす風習がある。
「てるてる坊主を逆さにつるすと雨が降る」というのは聞いたことあると思います。
西日本地方では、雨を望む「雨乞い(あまごい)」に黒い坊主姿の人形を吊るす風習が一部であるようです。
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以上、てるてる坊主はもともと「娘」のことだったでした。
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