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草むらに近づくと「青臭い」においがする理由
最終更新日:2020/10/21
草むらに近づくと、青臭いにおいを嗅いだ経験はないでしょうか?
なぜ、青臭いにおいがするのでしょうか?
あの臭いの正体

あれは「草いきれ」というもの。
草いきれとは、草むらの中が外気より著しく高温多湿になることで、葉の表面からの蒸散が盛んになるために起こること。
特に、日射が強く、風が弱いときや、葉の温度が日射によって高められて気温よりも高くなったときなどに起こりやすいです。
なぜ、このようなにおいを発するのか、これは植物が自己防衛のために発する臭気なのです。
臭いの成分

臭いの成分は不和脂肪酸のαリノレン酸とリノール酸によるもの。
αリノレン酸とリノール酸、どちらも植物のみがつくる不和脂肪酸で
春から、夏にかけて気温が高くなると、酵素の活発な働きにより多量に発生するようになるのです。
あの動物にも殺傷能力がある
ゴキブリに嗅がせると死ぬ。
草いきれの臭いには殺傷能力があり、あのゴキブリに
長時間嗅がせると死んでしまうという、実験報告があるほどです。
つまり植物は、αリノレン酸などを発生させることで、害虫から身を守っているのです。
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以上、草むらに近づくと「青臭い」においがする理由でした。
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