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タラバガニはカニじゃない?タラバガニ雑学
最終更新日:2020/10/21

※wikipedia「タラバガニ」より引用。
生息分布はベーリング海を含む北太平洋と、北極海のアラスカ沿岸などに分布。
日本だと千島列島からオホーツク海、北海道東部の太平洋岸から日本海まで分布されています。
タラバガニは、十脚目(エビ目)・異尾下目(ヤドカリ下目)・タラバガニ科・タラバガニ属に分類される甲殻類の一種。
見た目とは裏腹にヤドカリの仲間と言う事になります。
一般的にイメージされているヤドカリから収斂(しゅうれん)進化したヤドカリ。
簡単に言うと「カニ化」したと言ってよいでしょう。
なので一般的に見られるカニは横移動しかできませんが、タラバカニは縦移動が出来ます。
タラバガニの名前由来
※wikipedia「マダラ」より引用。
ではなぜ「タラバガニ」と言う名前なのか
諸説ありますが、タラバガニを漢字に直してみると「鱈場蟹」。
1、魚のタラの漁場に多く生息されていたから名前が付いた説。
2、当時は価値がなく浜に廃棄された殻が山積みにされて「殻場」からその名前がついたという説
1が有力な説のようで、よく言われています。
ヤドカリの仲間だけど美味しいタラバガニ
※wikipedia「アムール川」より引用。
たとえヤドカリの仲間だとしてもやはり美味いのがタラバガニ。
ではなぜ美味しいのか。
それは脚の肉は体重の約3割もあり、
他のカニと比べても身の詰まっている量が違うと言われています。
その理由として挙げられるのは流氷や海水の温度にあります。
流氷には大量のプランクトンが付着していて、
それを食べに来たカニは身もしっかりつまったとても美味しいカニになります。
日本における主な漁場であるオホーツク海では、
流氷はプランクトンのほかにロシアのアムール川の養分が含まれているので、
春になり流氷が溶けプランクトンがたくさん増殖し、
タラバガニはそのプランクトンをたくさん食べ、うまいカニになります。
また冷たい海水によって身が締まると甘味が増すのでより美味しくなるわけです。
なのでタラバガニの旬は11月~2月頃の冬となっているのです。
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以上、タラバガニはカニじゃない?タラバガニ雑学でした。
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