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梨の品種「二十世紀」はゴミ捨て場から拾われた
最終更新日:2020/10/21

梨の品種「二十世紀(にじっせいき)」は
ゴミ箱から拾われたのをご存知でしょうか?
梨の品種「二十世紀」とは?
画像引用元:wikipedia「ナシ」
生産量第3位の品種。
そもそも梨の「二十世紀」とは、どういう梨なのかというと、
全国の和なし生産の13%を占める生産第3位の有名な品種のことで、主な生産地として鳥取県が8割を占めています。
果皮は黄緑色で甘みと酸味のバランスが良い梨で、収穫時期は比較的遅めの8月下旬~9月下旬となっています。
ゴミ捨て場から拾われた「二十世紀」
ゴミ捨て場にあった梨の若木(わかぎ)を拾って育てたのが始まり。
この品種が生まれたのは、千葉県松戸市で1888年(明治21年)の当時13歳だった「松戸覚之助(かくのすけ)」という少年が
親戚のゴミ捨て場で見つけた梨の若木を拾って育てたことが「二十世紀」という梨の始まりでした。
この梨を育てて10年後、食べてみると甘くて果汁がたくさんだったことから評判となり
1898年(明治31年)に「来るべき世紀の王者になる果実」ということで「二十世紀」と名付け、栽培されるようになりました。
鳥取県で栽培されるようになったのは1904年(明治37年)になってからで、10本の苗木を親木に数を増やしていったそうです。
ちなみに、その若木が見つかった松戸市を含む関東地方では、幸水(こうすい)や豊水(ほうすい)がメインで、現在は殆ど栽培されなくなっています。
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ちなみに、西洋梨は追熟すると良いというのは知っていますか?
・追熟が必要な果物って何?
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以上、梨の品種「二十世紀」はゴミ捨て場から拾われたでした。
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