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炭はなぜ燃える?
最終更新日:2020/10/21

父「炭火は煙が無くて良いなぁ。」
子「炭火でたき火とかもったいないよ!」
炭なのになぜ燃える?という疑問を、誰もが子供の頃に思ったことだろう。
そして煙も出ない。料理にはピッタリの火種です。
炭とは?
炭は木を密閉状態で蒸し焼きにしたものです。
酸素が無いので、炭素だけが燃えずに残ります。
木に存在する水分や栄養分など煙となる物質は出ていき、
炭素だけ残った状態、それが炭です。
炭素は酸素があれば燃えるので、炭に火を付けると普通に燃えるというもの。
あと、「炭酸カリウム」という物質も炭に残り、それもよく燃えます。
とても便利ですが、ほぼ炭素100%なので一酸化炭素を生じやすいので注意。
しっかりとした換気をしないと、すぐに死にます。
炭は火力が強い
炭が多すぎると、すぐ焦げ焦げになります。
バーベキューや焼肉をするとわかりますが、
炭の量を間違えた時の火力はとんでもないものです。
間違ってうちわで扇ごうものなら、余計に火力が強くなるという。
炭は遠赤外線を多く出すため、見た目以上に火力が強い。
ガス火の4倍もの量となります。
遠赤外線は分子を振動させる働きがあるので、それにより熱くなります。
電子レンジと同じで、表面だけでなく内部まで温めることができ、
調理としても最高の火なのです。
炭火料理は面倒だが最高品質。
庭がある人は是非、七輪を!
飛び跳ねに注意
炭はパチっ!と跳ねることがあります。
これは炭に水分が含まれている場合に起こりやすいようです。
濡れた炭、湿気を多く含んだ炭は危険。
なんにせよ、炭に顔を近づけるのは止めよう。
事故防止のためには、安定するまではゴーグルをかけるのが良いでしょう。
目線が近い子供は特に気を付けたい。
こちらはわかりますか?
うなぎをうちわで扇いで焼く理由
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以上、炭はなぜ燃える?でした。
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