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料理酒の役割・効果。そして使い方。
最終更新日:2020/10/21
「あ、料理酒が無い。まぁいいや。」
とこだわり無い人には適当な存在の料理酒。
そのまま飲んだらわかりますが、塩っ辛いお酒です。
こいつは本当に必要なのか?と料理酒の基本を説明。
元々は日本酒
料理酒とは、日本酒の代用品です。
元々は日本酒を使っていました。
ただまぁ、日本酒は高い。そんなところで料理酒が登場したわけです。
ただ、その日本酒のまま、
「料理に適した日本酒=料理酒」として売っているものもあります。
料理酒の定義はありません。
お酒だけどお酒じゃない料理酒
料理酒は飲めないように塩が添加されています。
これにより飲用できるお酒ではなくなり、販売免許も酒税も必要なくなります。
そのため、スーパーで売ってある普通の一般的な料理酒は飲めません。
料理酒は美味しさより「うま味」重視
料理酒の役割はうま味を追加することでもあります。
そのため、美味しさは重視されず、コクや癖が強い日本酒が好まれます。
日本酒で代用する場合、吟醸ではなく純米が良い。
市販の安い料理酒は、
米のうま味成分にアルコールと糖分を追加した、簡易的なお酒です。
<例:ミツカンの日本酒の成分>
醸造調味料(米、アルコール、食塩、米こうじ)、アルコール、水あめ、食塩、クエン酸
で、料理酒って何が良いの?
一般的には下記の役割があると言われています。
・素材の臭みを取り除く
・隠し味やうま味をプラスする
・素材をやわらかくする
・美味しさを閉じ込める
・焼き色と香りをよくする
・床つけをやわらかくする
詳しくはこちらの論文をどうぞ(見やすいです)。
「料理に使う日本酒の効果」
こうしてみると良いことだらけ。
料理酒の使い方
塩分があるので、醤油や塩よりも先に入れる。
味付けした後に料理酒を入れると、塩分があるので塩辛くなってしまいます。
食材を柔らかくする効果もあることから、最初に入れるのが一番。
どうしても大量に入れたい場合は純米の日本酒を入れましょう。
安いやつを買えば、そう高くはありません。
あと、「みりん」「みりん風調味料」の違いについても知っておいてください。
「本みりん」「みりん風調味料」「みりんタイプ」の違い
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以上、料理酒の役割・効果。そして使い方でした。
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