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白菜の茎についている黒い点は何?
最終更新日:2020/10/21

白菜は日本人にとっては冬の野菜としてよく鍋で食べたりすると思います。
他には漬物として食べられていますね。
そんな白菜ですが鍋で食べるとき白菜に黒い点がついていたことはないでしょうか。
「病原菌?」「虫食い?」「もしかしてカビ?」と思った方も多いはず。
この黒い点はいったいなんだ?ということで詳細を見ていきましょう。
黒い点の正体は○○症
この黒い点の名前はゴマ症といいます。
このゴマ症は白菜の葉の茎と呼ばれている白い部分に多数の黒い点が発生する現象のことで
白菜自体が持っている「生理現象による反応」で栽培環境に対してのストレスで白菜の細胞が反応して
ポリフェノール類の蓄積からの細胞壁の変色により黒くなっているとのこと。
そもそもポリフェノールとは光合成によってできる植物の色素や苦味の成分で
植物細胞の生成や活性化の手助けをする働きがあります。
身近なものだとワインなどにこの色素が入っています。
白菜だとこの色素の集まりが黒い点となり出ているということですね。
主なストレスの原因としては
・肥料成分の窒素量の過剰
・気温の温度差
・雨量の有無
・収穫時期
・植える時期の間隔
・消毒の使用量
などが挙げられますが一番可能性が高いのは肥料成分の窒素量の過剰だそうです。
他には収穫後の期間が長くなると出ることもあるそうです。
なので白菜のゴマ症は色素の蓄積による部分なので食べても特には問題ないです。
ですが「とても気になる!」ようでしたらもったいないですが食べずに捨てましょう。
おいしい白菜の見分け方
丸々一つの場合
・白菜を手で押したとき固い。(固いと中身が隙間なく詰まっている)
・手に持ったときずっしりと重い。
・一番外側の葉の色が濃い緑色。
半分の場合
・断面の葉の隙間が少なくきちんと詰まっている。
・葉の茎の部分が白くみずみずしい。
・断面の葉が黄色い部分が多い。
以上を参考として見てみるとよいでしょう。
白菜の保存期間は常温で冬は2週間程度、夏は保存せず、すぐに食べること。
冷蔵で冬は3週間、夏は1週間程度で食べてしまいましょう。
以上、白菜の黒い点は何?でした。
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