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助教授が准教授に変わった理由とは
最終更新日:2020/10/21

助教授や准教授は日本の高等教育機関において
教授の次ぐ教員の職階のことを指します。
しかし、2007年に学校教育法の改正により
助教授という名称が廃止になり准教授になりました。
なぜそのように変わったのか、理由を解説します。
教授の職務を助けていた助教授
助教授は教授のもとで職務の手助けをしながら自分で研究もしていた。
学校教育法改正前は「教授の職務を助けること」が助教授の仕事とされていましたが、
実際はそれ以外にも教授から独立して学生を教授したり自分で研究もしていました。
そのため、「助教授」という名前は合っていませんでした。
教授に次ぐ准教授
改正後は准教授となり教授に次ぐ立場として位置づけられた。
改正後は准教授という名称とその定義が定められ助教授という職階は廃止されました。
准教授の「准」という漢字はあまり使われることはありませんが
「准」は「準」の俗語で「そのものに次ぐ」という意味を持っています。
そのため教授に次ぐ存在であり立場なので「准」という漢字を使い「准教授」と呼ぶように助教授から変わりました。
助教という職階が新設されている
学校教育法改正に合わせ「助教」が新設される。
改正により助教授から准教授に合わせ「助教」が新設されました。
助教とは教授から独立した職位として位置づけ、教育・研究面を主体的に
その能力を発揮させることを狙いとした職階で教授候補の研究者として位置しています。
しかし、実際は教授候補の地位を確立しただけで必ずしも在籍する大学の教授候補になれるというわけではなく、
他の大学・研究機関の准教授や教授、主席研究員となるものが多いです。
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教授といえば、研究をしているイメージ。
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以上、助教授が准教授に変わった理由とはでした。
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