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ガーデニングどころではない。水草栽培が難しい理由
最終更新日:2020/10/21
 
「ガーデンニングが趣味です」
という栽培に自信がある人でも、水中の植物「水草」には通用しない。
それほど水草は育てるのが難しいものです。なぜか?
水槽という限られた環境

水が少なく入れ替わらないので、
栄養分がすぐに無くなります。
最初は育ちますが、次第に元気が無くなってきます。
そのため、定期的な水替えをする必要がありますが、
魚を入れれば、魚が栄養分を放出してくれるので、事足ります。
栄養素はガーデニングと同じく、窒素、リン、カリウムです。
ガーデニング用の肥料もそのまま使えます。
しかし、、
栄養過多だとすぐコケまみれ

ちょっとでも栄養が多くなると、すぐ水草がコケまみれ。
とても観賞できる状態では無くなります。
魚の入れ過ぎ、エサの与えすぎ、肥料の入れ過ぎ。
何か一つでもやってしまうと、もう終わりです。
コケまみれになった場合、素人では復帰がかなり難しくなります。
じゃぁ、栄養はできるだけ少なくすると良いのね?
となりますが、それだと育たない。
さらに難しいのが、
水中は二酸化炭素が少なく、添加が必要

自然界なら二酸化炭素なんていくらでもありますが、
水槽ではかなり不足します。
例えば、魚を入れていれば酸素が必要です。
エアレーションをするか、水草の光合成にて酸素を供給します。
しかし、光合成は二酸化炭素が無いと不可能。
魚の呼吸ではまず足りません。どうするかと言うと、二酸化炭素のエアレーションをします。
考えただけで面倒と感じるはずです。
しかも値段も高い。業務用緑ボンベが安いですが、敷居が高いものです。
十分な日光が必要

※これでは水草としては足りない。
水槽では、水草用に強力なランプが必要です。
外なら太陽光という超強力な光源があるので問題ないのですが、
水槽では蛍光灯1本では弱すぎて足りません。
最低でも2本、もしくは専用の巨大ランプが必要です。
完璧なバランスになってこそ、綺麗に育つ

※アクアティックL.S.eyeより引用。
このあたりのバランスを完璧にすることで、綺麗に育ちます。
本当、めっちゃくちゃ難しいです。
同じ植物、水草も肥料さえやれば大丈夫、
なんてことは通用しないので注意しましょう。
~
ちなみに、金魚は水草を食べるので、水草水槽には適していません。
たまに塩も入れたりするので、何かと良くない。
理由はこちら
→金魚に塩水が必要?その理由とは
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以上、ガーデニングどころではない。水草栽培が難しい理由でした。
どんなプロも理想通りにはいかないくらい、深い世界です。
のめり込みには注意です。
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