- ・ プラスチックの紙幣が存在する
- ・ 薄力粉や強力粉などの保存期間と保存方法
- ・ 機内食に芋が出ないのはおならが出るからって本当?
- ・ トイレのフタはなぜ閉めた方がいいのか?その理由
- ・ 缶の開け口が左右非対称になっている理由とは?
- ・ 耳に唾をつけると水が入らない!と広まった理由とは?
- ・ 緑黄色野菜「モロヘイヤ」の名前の意味とは?
- ・ 日本の電車のリクライニングシートはアメリカ人のわがままで生まれた
- ・ オリンピックの陸上でも公認記録にならない場合がある
- ・ ルビーとサファイヤは同じ!?その違いとは
- ・ 雷は空から落ちるだけではない?
- ・ イタリア料理「カルパッチョ」の由来とは?
- ・ たかをくくるの意味と語源とは
- ・ 帽子をかぶると「ハゲる」のか?
「幸せって何?」を仏教的に簡単に説明する
最終更新日:2020/10/21

父「幸せな未来を目指して日々勉強だ!」
子「パパの考えている幸せの定義って何?」
いつかそんな生意気なことを言われそうですが、
ここは父としてしっかり答えを持っておきたい。
当然ながら定義など無い
人により幸せの定義は違い、さらにコロコロ変わるものです。
お金があれば幸せか?というと、そうでもない。
本人が幸せと思ったら幸せ、そんな単純なものです。
よって、幸せを得るには精神修行が大事になります。
苦が無いことが幸せ
仏教の教えとしては、苦が不幸にします。
「苦」というのは、「思うようにならない心」です。
健康でいたい、お金が欲しい、子供を理想通りにしたい、
「それらが叶わない心=思うようにならない心」となり、それが「苦」となる。
よって、「煩悩(簡単に言えば欲望)を無くす」ことで、苦は生まれなくなる、と。
答えが無いことなので、もうここを幸せの定義としましょう。
「思うようにならない心がない状態=幸せ」です。
煩悩を減らすにはどうすれば・・・
動物としての本能を捨て、感情を捨て、
ありのままの姿で物事を見て判断する。
詳しくはブッダの経典を読むと良いですが、
簡単に言うとそういうことになります。
・・・・まぁ、普通の人は無理なことです。
仏教というのは、その境地を目指すために出家し修行するものです。
日本の仏教は独自にアレンジした日本流仏教が多いので、
そのあたりは適当です。本来は葬式も結婚もせず、お金も貰ってはいけません。
現代人としては、「思うようにならない心を無くす」を意識し、
「思い通りにならなくて当たり前!」と考え生きることが大事と思います。
それにより、「苦」もかなり減らすことができ、幸せに近づけるでしょう。
金があれば悩みは少なくなる
やはり、金があると悩み=苦が減るので有利です。
思うようにならない人生としても、お金を稼ぐとある程度幸せにはなれる。
でも、だからといって「お金お金!」という生き方は「苦の連鎖」になる。
仏教で言う「正しい判断」での生き方を選び、
その流れで自然とお金持ちになるような生き方をしたい。
思うようにはなりません。
でも、それは当たり前のこと。
当たり前のことを苦として受け止めるのは止めよう。
それが幸せへの第一歩だと思います。
こちらも是非。
「なんで生きているの?」という疑問に多分正論で答える。
--
以上、「幸せって何?」を仏教的に簡単に説明するでした。
--