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エビやカニを送るとき「おがくず」の入った箱に入れる理由とは
最終更新日:2020/10/21
新鮮なエビやカニが送られてきたとき、「おが屑」に入っていたという事ないでしょうか?
では、なぜおがくずを入れるのでしょうか?
なぜおがくずを入れる?
湿度が一定に保たれるため。
エビやカニなどは鮮度が大事なので、なるべく長く生きてもらう必要があります。
エビやカニはなどの生物は、水中でしか呼吸できないというわけではありません。
甲殻類は水中で生息していますが、「エラ呼吸」をする生物でもあります。
そのため、エラが濡れていれば外気に触れても呼吸することが出来ます。
タコやイカが、おがくずを入れられて送ってこないのはそのためです。
なので、おがくずはエラの隙間をしっかり塞ぎ、湿度を一定に保つため
水分が出ていくのを防いで、長時間生きていられるのです。
その他にも
他にもおがくずには次のような便利さがあります。
・軽いので持ち運びが楽。
・個人宅でも燃えるゴミとして簡単に処理できる。
・カニの鋏やエビの髭が折れるのを防ぐ、緩衝材の役割がある。
おがくずには「杉」が良く用いられており、
油分も比較的少なく、固有のにおいの無いというのが使われる理由です。
また、余計な油分を取り除くために、しっかり干されているものを用いられているようです。
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以上、エビやカニを送るとき「おがくず」の入った箱に入れる理由とはでした。
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