- ・ ペットボトルの「ペット」とはどういう意味?その名前の由来
- ・ タコが墨を吐く本当の理由とは?
- ・ ホタルの光には方言がある!?発光時間が違った!
- ・ ビーチサンダルは実は日本生まれ
- ・ 熱気球は一式はいくらする?その値段とは
- ・ なぜメールだと感情的になりやすい?その理由と対策
- ・ 食べ放題の「バイキング」は日本でしか通じない!?
- ・ 正月のおせち料理の具材に込められた意味
- ・ ひもじいの言葉の意味と語源とは
- ・ 行列を見ると並びたくなるのはなぜ?その心理とは
- ・ 見ると美しい「オーロラ」の正体とは?
- ・ カタログの時計がV字が多い理由
- ・ 市販薬が15歳以上を成人としている理由とは
- ・ てんてこ舞いとはどんな踊り?
草むらに近づくと「青臭い」においがする理由
最終更新日:2020/10/21
草むらに近づくと、青臭いにおいを嗅いだ経験はないでしょうか?
なぜ、青臭いにおいがするのでしょうか?
あの臭いの正体
あれは「草いきれ」というもの。
草いきれとは、草むらの中が外気より著しく高温多湿になることで、葉の表面からの蒸散が盛んになるために起こること。
特に、日射が強く、風が弱いときや、葉の温度が日射によって高められて気温よりも高くなったときなどに起こりやすいです。
なぜ、このようなにおいを発するのか、これは植物が自己防衛のために発する臭気なのです。
臭いの成分
臭いの成分は不和脂肪酸のαリノレン酸とリノール酸によるもの。
αリノレン酸とリノール酸、どちらも植物のみがつくる不和脂肪酸で
春から、夏にかけて気温が高くなると、酵素の活発な働きにより多量に発生するようになるのです。
あの動物にも殺傷能力がある
ゴキブリに嗅がせると死ぬ。
草いきれの臭いには殺傷能力があり、あのゴキブリに
長時間嗅がせると死んでしまうという、実験報告があるほどです。
つまり植物は、αリノレン酸などを発生させることで、害虫から身を守っているのです。
--
以上、草むらに近づくと「青臭い」においがする理由でした。
他の植物の雑学
他の雑学(ランダム表示)
--