- ・ はなむけの意味と語源とは
- ・ 焼き鳥屋の人気メニュー「つくね」の意味とは?
- ・ 霧(きり)や靄(もや)のそれぞれの特徴
- ・ そうだったのか!飛行機が離着陸時に機内を消灯する理由とは
- ・ ぶっきらぼうの意味と語源とは
- ・ 正月のおせち料理の具材に込められた意味
- ・ なぜあくびをすると涙が出るのか?量の多い少ないの違いは?
- ・ 家にいるクモはほぼ巣を作らない
- ・ スイートルームとはどんな部屋のこと?
- ・ 最終電車の運転手はどうやって帰っているのか?
- ・ 「ミイラ取りがミイラになる」とはどういう意味?
- ・ シンクロの雑学!髪の毛のセット方法は?なぜ大食い?歴史は?
- ・ 警察の白バイは昔は赤バイだった!白バイの歴史・由来を知ろう!
- ・ 出前寿司にアカガイ(赤貝)が入らない理由
ルビを振るの意味や語源とは
最終更新日:2020/10/21

「ルビを振る」
あまり聞きなれない言葉なので、「指を振る?」と勘違いしそうな言葉ですが、
この「ルビを振る」の意味や語源が何か知っていますか?
ルビを振るとは
小さく振り仮名(ふりがな)を書くこと。
「ルビを振る」とは、難しい漢字のそばに小さく振り仮名を書くことを言います。
小説などで見ることがあると思います。
ルビを振るの語源とは?
宝石のルビーから来ている。
ルビを振るとは、赤い宝石のルビーが語源となっています。
なぜ宝石が関係しているのか?
それは、イギリスの活字のサイズにそれぞれ次のような呼び名がつけられていました。
・3ポイント⇒「excelsior(より高く)」
・3.5ポイント⇒「brilliant(光り輝くさま)」
・4ポイント⇒「gem(宝石)」
・4.5ポイント⇒「diamond(ダイヤモンド)」
・5ポイント⇒「pearl(真珠)」
・5.5ポイント⇒「ruby(ルビー)」
・6ポイント⇒「nonpareil(絶品)」
・6.5ポイント⇒「emerald(エメラルド)」
このように宝石に関係する呼び名がつけられており、日本の文字が10号活字に対して
振り仮名が「7号活字」の大きさで書かれており、この大きさが約5.5ポイントに相当することから
5.5ポイントのルビーを「ルビ」と呼んでいました。
その後、活字の大きさに関わらず
振り仮名そのものの総称として「ルビ」というようになり、振り仮名を振ることを「ルビを振る」となったのです。
~
宝石と言えば、トルコ石はトルコで採れないというのは知っていますか?
・トルコ石はトルコで採れない。名前の由来とは?
--
以上、ルビを振るの意味や語源とはでした。
他の言葉・漢字の雑学
他の雑学(ランダム表示)
--