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「塩をこぼすのは不吉」と言われている理由
最終更新日:2020/10/21

「塩をこぼすのは不吉」
と世界各地で言われているタブーがあります。
なぜ「塩をこぼすと不吉」なのでしょうか?
なぜ塩をこぼすと不吉?
昔の塩は貴重品であった。
「塩をこぼすと不吉」というタブーがあるのは、
古代の中東は、世界屈指の先進地域で、その中東では塩をこぼす事がタブーとされていました。
その後、古代ギリシャから古代ローマへと伝わり、ヨーロッパにも伝わりました。
塩をこぼす事がタブーなのは、当時は自然塩しか生産できなかったためで
その塩を手に入れるには多大な労力が必要だったので、かなり価値があったためなのです。
古代ローマでは塩で支払いも
兵士への特別手当として塩が支払われていた。
塩は、貴重な調味料であり、人類が最初に得た調味料でもあります。
さらに、食料の保存も出来て、治療薬としても使われていました。
それほど貴重だった塩は、古代ローマでは兵士へ特別手当として塩で支払うほどです。
また、その塩は「サラリウム」と呼ばれ、現代英語の「俸給」を意味する「サラリ-」の語源になり
日本の「サラリーマン」につながっていきます。
もし塩をこぼしたときはどうするの?
こぼした塩をつまみ、左肩越しに投げる。
もし、うっかり塩をこぼしたときはどうしていたのか?
そのときは、こぼした塩をつまんで、左肩越しに投げることで災いを防げるという
まじないがあるようです。
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ちなみに、生ハムはなぜ塩辛いのか知っていますか?
・生ハムはなぜ塩辛いのか?その理由
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以上、「塩をこぼすのは不吉」と言われている理由でした。
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