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なぜ牛タンが仙台名物となっているのか?
最終更新日:2020/10/21
仙台の名物の一つである「牛タン」ですが、
なぜ、仙台の名物となったのでしょうか?
なぜ仙台?
日本で初めて牛タンを提供したから。
牛タンは仙台発祥のメニューで、
1952年(昭和27年)に日本で初めて牛タン料理を提供したからです。
また、その発祥となった店は「味太助」という店です。
HPもあります⇒仙台牛タン発祥の店 味太助
牛タンが名物になるまで
画像引用元:「仙台牛タン発祥の店 味太助」
味太助の創業者の佐野啓四郎氏が牛タンを広めた。
牛タンは、味太助の創業者である佐野啓四郎氏が生みの親です。
彼は戦前は東京の割烹料理店で修業中に、フランス料理のタンシチューを食べたことがありました。
それを食べた時の感想は「おいしいけど、日本人の口に合わない」と言っていたようです。
そして戦後に仙台へ帰って、焼き鳥屋としてお店を構えましたが、
当時、牛タンとテールが捨てられており、大変安い食材でした。
そこで、牛タンを研究して、塩やコショウだけで焼くと良いと判断。
テールは生臭さが消えるように、スープの具材として工夫して使いました。
結果、この料理が安く、美味しいと大人気で、仙台の名物になったとされています。
現在の味太助では
画像引用元:「仙台牛タン発祥の店 味太助」
定食で牛タンとテールスープが提供されている。
現在でも発祥となった料理は提供されています。
また、牛タン定食で麦飯があります。
これは、終戦直後は白米がまだ貴重だったことの名残でもあるようです。
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ちなみに、肉つながりで丸腸と小腸の違いを知っていますか?
・丸腸と小腸の違いとは?牛の小腸ホルモンを解説
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以上、なぜ牛タンが仙台名物となっているのか?でした。
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