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「本みりん」「みりん風調味料」「みりんタイプ」の違い
最終更新日:2020/10/21

妻「みりん買ってきてね。」
さて、スーパーのみりんコーナーに来たものの、種類が多い。
「本みりん」「みりん風調味料」「みりんタイプ?」
やばい、変なの買うと妻に怒られる・・・
みりんの違い
本物のみりんは「本みりん」です。
ということは、残り二つは「みりん的なもの」になります。
詳しく書くと、次の通り。
<本みりん>
お米で作ったお酒です。
もち米を使った甘い日本酒のようなもので、アルコールは約14%。
立派なお酒なので、販売免許が必要で、酒税もかかります。
そのままだとアルコールがきついので、煮込んで使います。
本みりんベースのタレに漬けて仕上げる場合は一度煮よう。
なお、江戸時代にはお酒として飲まれていたようです。
<みりん風調味料>
アルコールは約1%で、販売免許も酒税も必要ない。
わずかなお酒に糖類を加えてみりんの味にした調味料。
簡単に製造でき、酒税も無いため安いのが特徴だが、それなりの味。
でもアルコールが無いので、煮込まない調理には最適。
<みりんタイプ>
簡単に言うと、本みりんに塩分を1.5%以上になるよう追加し、
「これは飲めないのでお酒ではありません」と酒税を無くしたもの。
ただ、製造も本みりんより簡素化して作られているものが多い。
塩っ辛いので使いにくい。個人的にはおすすめできません。
料理酒も似たようなものです。
本来、料理に使っていた酒は日本酒。
それを安くしたのが料理酒。
お酒は税金がかかり高いので、
食塩を加えて飲めないお酒にして税金を回避したのが料理酒。
そのため、やや塩っ辛いのが特徴です。
また、純米大吟醸などさっぱりしたものは料理には不向き。
日本酒としては安物となる癖の強い純米酒などが向いています。
このあたりの詳細はこちら
料理酒の役割・効果。そして使い方。
砂糖とみりんの使い分け
甘さだけでいいのか、コクも欲しいのか。
みりんは和風的な味も加わってしまいますので、
洋風料理にはあまり使いません。
肉じゃがなどは基本的にはみりんです。
あと、みりんはアルコールを飛ばさないといけないので、
煮込めない料理の場合は砂糖を使います。
卵焼きなんかは砂糖が良いです。
砂糖は賞味期限が無いのも良いですね。
理由はこちら
→なぜ砂糖には賞味期限がないのか?
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以上、「本みりん」「みりん風調味料」「みりんタイプ」の違いでした。
ということで、料理にこだわる妻には「本みりん」を。
そうでなければ「みりん風調味料」を買って帰るのが良いでしょう。
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