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「びんちょうまぐろ」とは?回転寿司と缶詰で定番の魚の正体
最終更新日:2020/10/21
![びんちょうまぐろ](https://zatugakuunun.com/wp-content/uploads/bintyoumaguro.png)
父「びんちょうまぐろで我慢するか・・・」
子「シーチキンでは高級品なんだけどね。」
回転寿司に行くと必ずあるマグロです。
おおよそ100円台。色はあまり赤くない。
こいつの正体を暴く!
魚としての正式名称は違う
正式名称は「ビンナガ(鬢長)」です。
※ビン(鬢)=ヒレ。ヒレが長いマグロなので、この名前に。
小型のマグロの一種。
太平洋で多く獲れる安くて美味しい代表的なマグロです。
「ビンナガマグロ」や「ビンチョウマグロ」とも呼ばれます。
呼び方は地方により違うようです。
宮城南部:ビナガ
宮城北部:ビンチョ
三重:カンタロウ、カンタ
関西・高知:トンボ、トンボシビ
アメリカ:アバコ
※wikipedia「ビンナガ」を参照。
あれ、回転寿司にはこんな名前じゃないような?
と思ったあなた、その通り。
寿司では「ビントロ」
※引用元:http://news.walkerplus.com/article/12459/
お腹の肉は霜降りなので、その部分を「ビントロ」とも呼びます。
寿司は「トロ」と名前が付いた方が美味しそうに見えるのと、
元々の色が白っぽいので、「トロ」と付けておけば白くても納得、と。
見崩れしやすく凍ったまま切るのが良いため、ほぼ冷凍です。
だから、安い回転寿司でしかほぼ使われない、
利益率の高いマグロと言えます。
寿司以外では、ステーキや煮物などあります。
安いマグロのステーキはビンナガの可能性が高い。
シーチキンではなぜ高級品?
ビンナガは見た目良く、脂ものって美味しい、という理由で高級品。
ビンナガマグロのシーチキンは「ホワイトミール」とも呼ばれています。
なお、「シーチキン」ははごろもフーズの商標。正式には「ツナ」です。
スーパーで安く売られているのは、
ほぼ「キハダマグロ」や「カツオ」のツナです。
缶詰を見ればわかりますが、
このあたりの見分け方は別途説明します。
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以上、「びんちょうまぐろ」とは?回転寿司と缶詰で定番の魚の正体でした。
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