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体温計が42度までしか測れない理由とは?
最終更新日:2020/10/21
![](https://zatugakuunun.com/wp-content/uploads/a1180_015411.jpg)
「風邪をひいてしまった」
その時、自分の体温の状態を調べるときに使うのが体温計ですが
なぜ42度までしかないのか知っていますか?
人間の体温調節
暑い時は汗をかき、寒い時は体を震わせる。
人間の体は、熱くても寒くても体温は36.5度前後に保たれています。
これは脳内の体温中枢が体温の調節を行っているので、一定に保たれているのです。
なので、暑い時は汗をかき体温を下げる。寒い時は筋肉を震わせ発熱します。
しかし、風邪などをひくとこの体温中枢はコントロールできなくなるので体温が上がります。
別の言い方をすると、病原菌の繁殖を抑制するために体温を上げると言った方が理解しやすいと思います。
危険な体温42度以上
42度を超えると体内のたんぱく質が固まる。
ここまでは40度ぐらいだと、インフルエンザで経験したことある人もいるでしょう。
ですが、40度からさらに上がった42度の場合は危険です。
人体を構成するタンパク質がゆで卵みたいに固まってしまい
この温度になってしまうと、固まった組織は元に戻りませんので生命の維持が困難になります。
なので、体温計は42度以上を測る必要性がないという理由から
42度までしか体温計は測れないのです。
例外
医療用は45度まで測れるものがある。
一般的に売られている体温計は42度までしか図ることが出来ませんが
医療用には、45度まで熱を計測できるものもあるようです。
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以上、体温計が42度までしか測れない理由とは?でした。
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