- ・ ドイツにある「白いビール」とは?
- ・ なぜ?寝すぎると疲れてしまう理由
- ・ ワインの瓶の底はなぜへこんでいる?
- ・ 赤ちゃんがよだれを流す理由とは?いつまで流す?
- ・ 踏切の遮断機はいくらする?その値段とは
- ・ トイレなどで使うスッポンの本当の名前とは
- ・ 野球でたまに聞く「ボーンヘッド」の意味と語源とは?
- ・ なぜイスラム教は「豚肉」が禁止なのか?
- ・ 「キューピーマヨネーズ」は間違い。由来を知ろう。
- ・ スペースシャトルの中にシャワーがない理由
- ・ 卵の鮮度を長持ちさせるとっても簡単な方法
- ・ 業務用シーチキンの種類一覧と解説
- ・ 自分自身をくすぐっても笑わない理由
- ・ 硬貨投入口に縦と横があるのはなぜ?その違いとは
「アリとキリギリス」はもともとキリギリスではない!?
最終更新日:2020/10/21

日本でも良く知られている「アリとキリギリス」ですが
現在よく読まれているものは、後世になって付け加えられた物語で
元ネタは、キリギリスではない事はしていますか?
本当はキリギリスではなく・・・
アリとセミの物語。
実は「アリとキリギリス」の物語に登場するキリギリスは、もともとはセミだったようです。
また、原典は「蝉と蟻たち」です。
なぜセミがキリギリスに変わったの?
画像引用元:wikipedia「アリとキリギリス」
ヨーロッパ北部ではあまりなじみがないから。
「アリとキリギリス」は、イソップ寓話の一つで
古代ギリシャの歴史家「ヘロドトス」の著者「歴史」に登場するイソップという人物が作ったとされる寓話集です。
セミは主に熱帯や亜熱帯に生息しており、ギリシャなどの沿岸部にも生息していたため
古代ギリシャでは、文学にも取り扱われていました。
しかし、ヨーロッパ北部だと、セミはあまりなじみのない昆虫だったため
ギリシャからアルプスより北に伝えられる翻訳の過程で、別の鳴く虫としてキリギリスに改編されたようです。
キリギリスの他にも
画像引用元:http://aesopus.web.fc2.com/grasshopper/Grashopper.html
ロシアではトンボになっている。
セミのいない地域のロシアでは、「アリとトンボ」に変容されています。
しかし、ロシアのトンボへの変容は、現在では「トンボ」を表す言葉が19世紀初頭までは
「キリギリスやコオロギ」をも表していた可能性が高いとも言われています。
~
ちなみに、セミの幼虫が土から出てくるのは朝と夜どちらか知っていますか?
・セミの幼虫が土から出てくるのは朝?夜?
--
以上、「アリとキリギリス」はもともとキリギリスではない!?でした。
他の業界の雑学
他の雑学(ランダム表示)
--