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大昔ペンギンは空を飛んでいた?なぜ飛ぶことをやめたのか
最終更新日:2020/10/21

ペンギンとは、主に南半球の南極大陸などに分布されている鳥類の一種です。
鳥の仲間で海鳥ですが、ペンギンは飛ぶことはできません。
ですが、ペンギンは大昔空を飛んでいたのではないかと言われています。
鳥類特有の骨
※wikipedia「竜骨突起」より引用
青い部分が竜骨
空を飛ぶために必要な骨があるため。
なぜ、ペンギンは昔飛んでいたと考えられていたかというと
空を飛ぶ鳥は羽ばたくときに胸筋を使います。
その胸筋を支える竜骨突起(りゅうこつとっき)というものがあります。
空を飛ぶためには必要な骨です。
この骨は陸上生活をしているダチョウなどにはありません。
ですがペンギンにはこの竜骨突起はあるので空を飛んでいたのではと考えられます。
空を飛べるように発達している○○
空を飛ぶために必要な小脳が高度に発達している。
この小脳は空を飛ぶ鳥の行動の調節(連携)が必要で
これが高度に発達していないと、空を飛ぶことは難しいとされていることから
空を飛んでいたのではないか?考えられます。
なぜ飛ばなくなった?
※wikipedia「ペンギン」より引用
↑最古のペンギン「ワイマヌ・マンネリンギ」の想像図
陸上に天敵が少なく、空を飛ぶ必要がなくなったから。
多くの鳥は飛ぶための筋肉(飛翔筋)や骨がありますが
これらを維持していくためには、かなりのエネルギーが必要になってきます。
エネルギーを補給するためには食べるしかありませんので、空を飛ぶ鳥は常にエサを食べています。
なので飛ぶ能力を捨ててしまえば必要なエネルギーを削減できるのでは?と
大昔のペンギンは考え飛ばなくなったと考えられます。
さらにペンギンの分布は南半球です。南半球の陸上には天敵が少なかったことから
「空を飛ばなくても繁栄できる!」と思ったのではないでしょうか。
他には、ペンギンの食べ物は海にあります。
ペンギンの主食は、アジやイワシなどの小魚やイカ類やオキアミ類などを食べます。
(オキアミは3~6㎝程度のエビに似た動物プランクトン)
海の魚などを捕食するために飛翔能力を捨て、潜水能力を進化させたとも言われています。
以上の理由から長い時を経てペンギンは空を飛ぶのではなく海で泳ぐことにしたのでしょう。
ペンギンはどのらいの速さで泳げるの?
最速で「36㎞/h」ほど。
現在のペンギンの海で泳ぐ姿は、まるで「空を飛んでいる」と思うぐらいに速く泳ぎます。
最速のペンギン(ジェンツーペンギン)の泳ぐ速度は「36㎞/h」ほどで泳ぎます。
ペンギンは泳ぐだけではなく、潜水も得意です。
潜水能力で優れているペンギン(コウテイペンギン)は
水深500メートル以上の深さに20分以上潜るそうです。
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ペンギンは魚やプランクトンを食べますが、
肉食動物が肉だけ食べても大丈夫な理由は知っていますか?
・肉食動物は肉だけ食べて健康なのか?
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以上、大昔ペンギンは空を飛んでいた?なぜ飛ぶことをやめたのかでした。
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