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「秋ナスは嫁に食わすな」はなぜ?正しい意味・由来を知ろう
最終更新日:2020/10/21

「秋ナスは嫁に食わすな」
ということわざがありますが、かなりの人が勘違いしていると思います。
これは多くのことわざで言えることなので、知っておきたい。
秋ナスとは
秋ナス=旧暦の秋=現在の8月~9月です。
ようは一番の旬ですね。
秋という時点で勘違いしていると恥ずかしいので、覚えておきましょう。
ただし、中途半端な旧暦の知識で他人に自慢すると逆に恥ずかしいので、
wikipediaの「旧暦」を一度読んでおこう。
他にも様々なことわざがありますが、旧暦は約一か月遅いとして考えてください。
なお、新暦に変わったのは明治時代です。
秋ナスは嫁に食わすなの意味
実はハッキリしていません。
次の3つの説が有名です。
1、秋ナスは美味しいので、嫁なんかに食わせるのはもったいない
2、茄子は身体を冷やす作用があるので、妊娠中の嫁には良くない
3、秋ナスは種が少ないので、そんなものを食べると子供ができなくなるという心配から
2の説が有力のようです。
茄子は古くから漢方的な治療にも使われており、
身体が冷ます効果があるのはわかっていたようです。
そして、食べ過ぎると下痢になるため、妊婦には良くない。
そんな嫁を大事にするため、夫に言う言葉だったのではないかと思います。
旬の茄子は大量にできるため、ついつい食べ過ぎてしまいます。
そこを、夫よ、気を付けろ、と。
そんな良いことわざなので、今も残っているのではないかと思います。
ちなみに、ナスの栄養は?
ほぼ栄養は無い。
しかし、抗酸化作用がある成分を含んでいる。
ナスの紫色の皮は「ナスニン」という色素で、これに抗酸化作用があります。
細胞等の劣化を防ぎ、癌の予防になると言われています。
これは赤ワインなどと同じです。
焼き茄子は皮を取るので、ちょっともったいない。
皮ごと焼いたり揚げたりして食べるのが一番です。
ただ、油を多く吸い取るので、油の過剰摂取にも要注意。
体を冷やす作用があるので、食べ過ぎにも注意しましょう。
ちなみに、抗酸化繋がりで、チョコレートも実は良いのです。
なぜか?はこちら
→チョコレートは血管を若返らせる?!その理由とは
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以上、「秋ナスは嫁に食わすな」はなぜ?正しい意味・由来を知ろうでした。
よく生姜といっしょに食べるのは、生姜に身体を温める作用があるためです。
マーボー茄子など、体が温まる料理で食べるのも良いですね。
<関連>
茄子(なす)収穫量ランキング(都道府県)
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