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「A5ランク=美味しい?」牛肉のランクはどのように付けているのか?
最終更新日:2020/10/21

よくテレビなどで「A5ランクの肉が~」「さすがA5ランク!美味い」と言われていますね。
では、牛肉はどのようにランク付けされているのでしょうか。
等級に関しては、2種類の組み合わせで表示されます。
等級の付け方
等級の付け方ですが、詳細は以下のようになっています。
歩留まり(ぶどまり)等級 高 A-B-C 低
生きた牛から皮、骨、内臓などを取り去った肉の状態を枝肉(エダニク)といいます。
このとき、生体から取れる枝肉の肉割合(重量)が大きいほど、等級が高くなります。
つまり、同じ体重の牛でもたくさんの肉が取れた牛の方が等級が上がります。
肉質等級 高 5-4-3-2-1 低
まず「脂肪交雑」、「肉の色沢」、「肉のしまりときめ」、「脂肪の色沢と質」の4項目から評価が行われます。
そして、4項目の総合的な判定から肉質等級が決定します。
では、それぞれの項目を見ていきましょう。
肉質等級の詳細
肉質の詳細な4項目は、次の通りです。
「脂肪交雑」
これは霜降り(サシ)の度合いを表しています。 BMS(ビーフ・マーブリング・スタンダード)という判定基準から評価されます。
「肉の色沢」
肉の色と光沢で判断。 「脂肪交雑」と同様、肉の色にBCS(ビーフ・カラー・スタンダード)という判定基準があります。
一般的には鮮鮭色が良いとされ、光沢など見た目で評価されます。
「肉のしまりときめ」
肉のきめが細かいと柔らかい食感を得ることができるので見た目で評価されます。
「脂肪の色沢と質」
色が白またはクリーム色を基準に判定され、光沢や質を評価されます。
実際の表示では2つの等級を組み合わせて
A-5、C-1と表示しています。
歩留まり等級が3段階、肉質等級が5段階なので
牛肉の等級は、全部で15段階に分けられます。
普段食べられている牛肉のランクっていくつ?
ごく一般的に食べられているのは、Aランクの牛肉が多い。
スーパーなどで一般的に販売されているのはA2~A3、百貨店だとA3~A4ほど。
A5等級の肉となると、高級和牛専門店や高級レストランなどで食べられます。
なので、ごく一般的に食べられている肉は、Aランクの牛肉がほとんどです。
ですが、Aランク美味しい、Bランク普通 Cランク不味いという図式にはなりません。
お肉の質を見極める全国共通の等級付け方法であり、味は関係ないと言う事になります。
「牛肉の味ではなく牛肉の価値が違う」と言う感じで覚えておくと良いでしょう。
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ちなみに、国産牛と和牛の違いが何か知っていますか?
・国産牛と和牛の違いと注意点
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以上、「A5ランク=美味しい?」牛肉のランクはどのように付けているのか?でした。
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