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トランプに隠された枚数やマークの意味
最終更新日:2020/10/21
日本のトランプとは室内用に遊ばれる玩具の一つで
4種類のマークが各13枚の52枚+αを1セットとしているカードです。
このカード1枚1枚には装飾の違いや色の違いがありますが、
一応はこれらの由来を知っておきたい。
4種類のマークの意味
トランプのカードは4種類ありますがこれは「春夏秋冬」の季節を表しています。
・クラブ→春
・ダイヤ→夏
・ハート→秋
・スペード→冬
他には中世ヨーロッパでは賭けのカードが発展したものがトランプだと言う説があります。
この当時の社会階層は聖職者、貴族、商人、農民と分けられており
これをトランプでは
・ハートは聖職者の聖杯
・スペードは貴族の剣
・ダイヤは商人の貨幣
・クラブは農民のこん棒
以上がカードのマークの由来といわれています。
補足でカードのマークのことを「スート」と呼ぶようです。
トランプの枚数
※wikipedia「トランプ」より引用
各4種類は四季を表しておりさらに各種13枚の数字があります。
これはそれぞれの「四季の13週」を表しているのです。
さらにこのトランプ1セットは52枚は1年間の52週を表しており
トランプ52枚の数字を合計すると364となり+αのジョーカー1枚を加え365となり1年になります。
そしてジョーカーは2枚ありますのでもう1枚はうるう年を表しています。
他にはトランプは赤と黒の2種類がありますが、
これは「赤は昼、黒は夜」を表しています。
トランプと呼ばれているのは日本だけ
トランプという言葉は実は日本だけで呼ばれており、
英語圏では「プレイングカード playing cards」と呼ばれています。
どこでこの勘違いが生まれたのか。
そもそも「トランプ」とは、
外国人にとっては「切り札」という意味で使われていました。
この「トランプ」と言っているのを聞いた日本人が勘違いして
日本ではカードゲームのことを「トランプ」と呼ぶようになったようです。
トランプの中でAだけ図柄が違う理由とは
※wikipedia「スペードのエース」より引用
トランプの絵柄はそれぞれモデルとなる人物が存在します。
例えばダイヤのキングは「ジュリアス・シーザー」この人は古代ローマの政治家であり軍人。
スペードのクイーンは「パラス・アテナ」ギリシア神話の戦いの女神。
クラブのジャックは「ランスロット」中世騎士物語に登場するアーサー王に仕えた騎士の一人。
このように各キング、クイーン、ジャックにはモデルがいます。
他にはwikipedia「トランプ」に詳細があるので見てみよう。
11~13には絵柄がありますがスペードのエースだけ図柄が違うのには気になった方もいると思います。
これにもきちんと意味がありスペードのエースだけ図柄が違うのは
「トランプに税金がかけられていた時代の名残」だと言われています。
1615年にイギリスではトランプの輸入に関税をかけ
1628年には国内の生産されたカードにも「カード税」というものが課せられた。
ヨーロッパ諸国でも同じように次々とトランプの課税を実施していた。
その後18世紀になりスペードのエースの札を政府が印刷、
それを税金と引き換えに業者に手渡すようになった。
このスペードのエースが「納税をしました」という証明とされていました。
これが現在でもそのまま使われているスペードのエースだけ図柄が違う理由である。
実は日本でもトランプ税は存在しており、1957年にトランプ類税と定められていました。
トランプの課税は1セット40~60円。
ですが1989年の消費税導入に伴う税の整理で廃止されました。
枚数やマークにはきちんと意味が存在することがわかったところで
トランプをしているときに雑学として話してみてはどうでしょう?
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ちなみに、ピンハネと言う言葉には、トランプが関係していることは知っていますか?
・ピンハネとは何割の利益を取ることを指すのか?
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以上、トランプに隠された枚数やマークの意味でした。
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