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里芋・長芋・山芋はなぜ触ると痒くなる?原因は物理攻撃。
最終更新日:2020/10/21

父「あ、それ触ると手がかゆくなるぞ~。」
子「大丈夫、結晶崩壊させたから。」
かゆくなる理由を知っているとわかりますが、
知らないと何かのゲームかと思ってしまうこの返答。
真面目にやれ!と言うと思うツボなので気を付けたい。
痒くなるのは物理的ダメージ
山芋の皮付近は「シュウ酸カルシウム」という物質があり、
それがトゲのような形の結晶なので、皮膚にささり炎症を起こし痒くなります。
皮膚に目に見えない針がプスプスと刺さるものです。
それで炎症が起こり、赤くなり、かゆくなります。
誰にでもなるかわかりませんが、物理ダメージなので多分全員でしょう。
シュウ酸カルシウムは、山芋、長芋、里芋などに含まれています。
ああいうねばねば系の芋です。
防ぐには針を溶かせ
ということで、針を溶かすべく酸性の液に漬けます。
お酢を多く入れた水や、クエン酸なんかでも良いでしょう。
酸性の水に入れると、シュウ酸カルシウムが溶けます。
昔の人はこんな理屈は知らなかったと思いますが、なぜか知っている。
多分、シュウ酸カルシウムは変色もするので、変色防ぐ知恵だったかと思います。
そう、変色もしないので、お酢を入れた水に漬けるのが基本です。
シュウ酸カルシウムはあまり食べると良くないらしい
多量に摂取すると結石の原因にもなるようです。
よって、とりあえずお酢を入れた水に漬けて調理するようにしましょう。
そんなのにお酢を使うのがもったいない?
まとめ買いのチャンスです(そっちじゃない
ついでにこちらも絶対に知っておこう。
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以上、里芋・長芋・山芋はなぜ触ると痒くなる?原因は物理攻撃。でした。
まぁ、蚊やダニに比べたら可愛いものです。
アレルギーとはまた別なので、そのあたりの混合には注意ください。
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