- ・ 瀬戸際の意味や語源とは
- ・ ファスナーは最初は意外な用途だった?~歴史と由来~
- ・ なぜ「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」と言われているのか?
- ・ コインランドリーの洗濯機はいくらする?その値段とは
- ・ なぜ必要?カニ缶の中に紙が入っている理由とは
- ・ なぜ?プードルを独特のカットにする意味とは?
- ・ ペプシコーラの「ペプシ」とは何なのか?
- ・ 昔、紅白歌合戦は大晦日ではなかった
- ・ 葛根湯は飲むタイミングと飲む人の相性が違うと効果がない!?
- ・ おじさんという名前の魚が存在する
- ・ 野球の投手と捕手をバッテリーと呼ぶのはなぜ?意味と語源
- ・ 「みどりの窓口」はなぜ「みどり」?由来と小ネタ
- ・ 最も長い英単語は何文字?
- ・ カスタネットの色が赤と青の理由
魚介類の「介」の意味と語源とは?
最終更新日:2020/10/21

「魚介類の「介」って何?」
なんて子供から説明された時に3秒で答えてこそ大人。
・・・と偉そうにするべく覚えておこう。
元々は中国での分類
「こうらを身に着けた生き物」という意味の漢字。
漢字の意味から説明しよう。
「介」は音読みで「カイ」、
訓読みでは常用では無いですが、「たすける」「すけ」と読みます。
意味は「助ける人」、「はさまる」、「こうら」などの意味があります。
字源は「鎧(よろい)を身に着けた人」の象形。
ということで、中国での動物の分類として、
「こうらを身に着けた生き物」として「介」が使われました。
よって、「介」はエビや貝などを表す漢字となりました。
魚介類は魚、エビ、貝、カニ、そして分類が面倒なタコやイカもこの中に入りました。
そんなところです。
もっと詳しく知りたい人は、wikipediaの「魚介類」を見てください。
よくある間違い
「魚貝類」と書いてしまう人がいる。
なお、「魚貝類」と間違えやすいですが、これはもう完全に間違いです。
これだと貝に限定されるばかりか、「貝=バイ」が音読みなので、
この場合は「ギョバイルイ」が正しい読み方です(音読み同士で読むのが基本)。
しかし、こんなことを偉そうに語ってもうっとしいだけなので、
良い大人は黙っておこう。
ちなみに、クジラは?
実はクジラも魚介類。
生物分類として魚介類に含まれています。
もちろん、身体の構造的には哺乳類です。
ただ、水産物としては「海産ほ乳類」という分類になる。
なんともややこしいですが、子供に教える時なんかは気を付けよう。
そう、これは知っていますか?
クジラが陸上で生きられない(すぐ死ぬ)理由
--
以上、魚介類の「介」の意味と語源とは?でした。
他の魚介類の雑学
他の雑学(ランダム表示)
--