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ギリシャの国歌は158節もあるので2節しか歌わない
最終更新日:2020/10/21
父「オリンピックでは必ずギリシャの国歌が流れるぞ。」
子「ギリシャの人も全部は歌えないとか。」
ギリシャはオリンピックの発祥なので、開催時には必ず流れます。
そして歌うのですが、時間の都合上、一部しか歌いません。
歌詞が158節もある
※ディオニシオス・ソロモス
オリンピックで謳われるのは2節まで。
国歌名は「自由への賛歌」です。
158節歌うと2時間以上かかるので、さすがに歌われません。
なんでそんな長い歌詞になったのか?
それは、「ディオニシオス・ソロモス」という
ギリシャの詩人の叙事詩を全て歌詞にしたためです。
※叙事詩:神話・伝説・英雄の功業などを物語る長大な詩。
158節も称えることがある、素晴らしい歴史のある国、それがギリシャ。
現在は何かと経済問題や贅沢な生活面でのマイナスイメージが強いですが、
歴史ある国と認め、敬いたい。
生活面というのは、ギリシャの人は午前しか働かないのが普通のようです。
働け!!と他国から突っ込みが入ったのは言うまでもない。
もっとも古い国歌は?
オランダの「ヴィルヘルムス・ファン・ナッソウエ」と言われています。
元はフランスの従軍歌で、楽譜は1574年のものが残っています。
1815年にオランダ王国が誕生した際には国歌には選ばれませんでしたが、
国歌よりも人気がありよく歌われていたので、1932年に国歌になりました。
昔の歌なので、スペイン王への忠誠を意味する歌詞だったりします。
歌詞が無い国歌もある
スペインの国歌「国王行進曲」は歌詞が無い。
1761年に書かれた書籍に登場する曲で、作曲者も不明。
歌詞は本来は無いのですが、やはり欲しいということで何度か作られたことはありました。
しかし、現在は歌詞は無い状態です。
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国歌はいろいろと複雑なものです。
これも有名なので知っておこう。
ドイツの国歌が3番だけしか歌われない理由
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以上、ギリシャの国歌は158節もあるので2節しか歌わないでした。
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