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アメンボはなぜ浮くのか?表面張力だけじゃない
最終更新日:2020/10/21
※wikipedia「アメンボ」より引用。
父「アメンボはなんで浮いているか知っている?」
子「表面張力でしょ。」
と、ここまでは当たり前の答えですが、
そんな偉そうにする子供にもう少し知識を加えたい。
表面張力+α:体重
※中央大学バイオメカトロニクス研究室より引用。
人間の足に表面張力を付けた程度では浮きません。
アメンボは体重がとても軽く、なんと約0.02グラム。
その超軽い体重により、わずかな表面張力で浮くことができるものです。
昆虫も全体的に浮きますが、体全体の表面張力を使って浮きます。
アメンボのように足だけの表面張力で浮く昆虫はそうそういない。
細かい毛
足には細かい毛がびっしり生えており、強い表面張力を生む。
アメンボの足には細かい毛が多く付いており、
それが水をはじく性質のために表面張力が生まれます。
ただの棒のような足ではなく、ここにもこだわりがある。
表面張力にしては凄く綺麗に浮くのはこのためです。
器用に動くのも足に仕組みが
水かきとなる爪が水中に刺さっている。
ただ浮いているだけでは流されて移動ができないので、
足の先端は爪が水中に突き刺さっています(上図真ん中の画像)。
それにより、表面張力を得ながら水を漕いで移動することができるのです。
まとめ
まとめると、
1、体重が軽い。
2、足が水を弾く毛に覆われており、表面張力を生む。
3、足の先端には爪があり、それで水を漕ぐ。
なかなか素晴らしい進化です。
人間もアメンボのように浮くことを考えた人が大勢いるものですが、
どちらかというと浮力で浮く作戦です。
アメンボ「ダイエットが足りん」
と笑われていることでしょう。
しかしそんな軽いアメンボ、何を食べるか知ってますか?
「アメンボは何を食べる?食べ物と食べ方を知ろう」
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以上、アメンボはなぜ浮くのか?表面張力だけじゃない。でした。
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