エスプレッソ用のカップの名称とは?その由来
最終更新日:2017/03/17
コーヒーカップの中にはエスプレッソ用の小さなカップがあると思いますが
そのカップの名前はご存知でしょうか?
エスプレッソ用のカップの名前
「デミタス」という名前。
エスプレッソ用の小さなカップの名前は「デミタス」という名前で呼ばれています。
「デミ(demi)=半分」、「タス(tasse)=カップ」となり「半分のカップ」という意味があります。
容量約60~90mlほどで、一般的なコーヒーカップの半分程度の大きさです。
デミタス誕生秘話
ナポレオンの命令が始まりとなった。
デミタスの誕生には、実はナポレオンが関わってきます。
1806年にナポレオンが大陸封鎖令を出したことで、フランス植民地でコーヒー豆と砂糖が極端に不足しました。
そして、現在では歴史的なカフェであるローマの「カフェ・グレコ」の
当時3代目だったオーナーの「サルヴィオーニ」がコーヒー豆の消費量を抑えるために、
苦肉の策としてコーヒーの量を3分の2にしたことが、デミタス誕生のきっかけとなったのです。
ただし
デミタスカップに入れるのは少量で濃いコーヒー。
デミタスカップはエスプレッソ用というイメージが一般的ですが、
少量かつ濃いコーヒーもデミタスカップで入れます。
なので、「エスプレッソ用」というよりも「濃いコーヒーを少量で飲み際に使うカップ」となります。
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以上、エスプレッソ用のカップの名称とは?その由来でした。
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