
車や船で「乗り物酔い」というのがありますが、
宇宙飛行士に起こる「宇宙酔い」とは、どういう物なのでしょうか?

地上での乗り物酔いは揺れによる、耳の中の三半規管などの混乱が原因。
私たちが生活している中での「乗り物酔い」は、主に耳の奥にある内耳の三半規管や
前庭(ぜんてい)器官が混乱することから起こるものです。
その揺れによって過度な刺激を受けて、平衡感覚が乱れ、めまい、や頭痛、吐き気といった症状が現れます。

宇宙飛行士が無重力状態で引き起こす症状。
内耳の三半規管や前庭器官がうまく機能しなくなることが原因で
これらの期間は重力があってうまく働いています。
それが、宇宙のような無重力空間になると、混乱が生じて「宇宙酔い」を引き起こします。
症状は、乗り物酔いと似ており、めまい、嘔吐、食欲減退などがあります。
しかし、酔い止め薬の効果はないため、じっと我慢する必要があります。
また、人間が無重力空間に放り出された数時間から起こり、その状態が3~5日ほど続くようです。
そして、1週間ほどするとほとんど元通りになり、この後は再発することはないようです。

約1/2の確率で引き起こす。
宇宙酔いには個人差がありますが、約1/2の確率で引き起こすようです。
乗り物酔いをしたことない人でも、宇宙酔いを引き起こしたりする研究結果が出ていることから
どのような違いから、かかる人とかからない人が居るのか、よく分かっていないようです。
~
ちなみに、宇宙で風邪をひくことってあるとと思いますか?
・宇宙では風邪をひくことはないのか?
--
以上、宇宙飛行士を襲う「宇宙酔い」とは?でした。

車両による事故のことをテレビや実際に見たことある方もいるはず。
自分には関係のないと思う人はあまりいないことでしょう。
では、車を運転する上で危険な時間はいつなのでしょうか?

1日のうち朝は8~10時、夕方は16~20時が最も交通事故が多発している。
なぜこの時間帯なのか、それは会社の出勤や帰宅時のピークがこの時間帯だからです。
朝は慌ただしく出勤される方もいます。
夕方には家に早く帰宅されたい方もいるので、尚更事故は起こりやすくなるのです。
では、朝と夕方どちらが事故が多いのかというと夕方が一番多い。
これは暗くなりかけた頃が視界が悪くなるのが主な原因。

運転手は運転開始から30~40分が最も事故が多い。
ドライバーにとっての「魔の時間」は30~40分でこれは早朝や深夜は関係ありません。
この理由は体が運転にまだ慣れていないことから運転に気持ちが集中していないからとされている。
30~40分の次に事故が多いのは10~20分、その次は20~30分で交通事故の約7割が40分以内に起こっているのです。

12月など寒くて凍結しやすい季節。
季節ごとだと、12月などの雪の降りやすい寒い季節は最も事故が多いとされています。
特に橋の上は非常に凍結しやすいため、ハンドルを取られ接触事故などが多いです。
~
凍結といえば、蛇口や配管の凍結を予防する方法は知っていますか?
・知っておきたい蛇口・配管の凍結を予防する方法
--
以上、車の運転で最も事故が多い危険な時間はいつ?でした。

「風が吹けば桶屋が儲かる」
このような言葉を聞いたことないでしょうか?
では、風が吹けば桶屋が儲かるの意味は何なのでしょうか?

一見何もない関係がめぐりめぐって影響を及ぼすこと。
ある現象が起きることで、一見関係ないと考えられる場所や物事に影響を及ぼすことを指します。
では、なぜ風が吹くと、桶屋が儲かるのでしょうか?
桶屋が儲かる理由は、次のような関係があるからなのです。
1、風が吹く。
2、土ぼこりが目に入り、盲人(目の不自由な人)になる。
3、たくさんの盲人が三味線を買う。
4、三味線に使われている「猫皮」が必要になるので、猫が殺される。
5、猫が減ったことで、ネズミが増える。
6、ネズミが桶をかじることで、穴を開けてダメにする。
7、桶を買う人が増える。
1と7だけ見ると、一見関係のないことに見えますが、
これが1から6までの因果関係を見ることで、めぐりめぐって影響を及ぼしているのです。

本来は「桶」ではなく「箱」。
昔の記述によると、「桶」ではなく「箱」で「風が吹けば箱屋が儲かる」だったと言われています。
また、盲人がなぜ三味線を買うのかというと、三味線を弾いて歌う仕事以外には
「あん摩(マッサージ)」ぐらいしか仕事がなかった事も関係しています。
さらに、三味線には猫の皮が一般的に使われていましたが、後に犬の皮も使われるようになったとされています。
~
箱と言えば、貯金箱の定番が豚の理由は知っていますか?
・貯金箱の定番が豚の形をしている理由
--
以上、なぜ風が吹くと儲かる?「風が吹けば桶屋が儲かる」の意味や理由とはでした。