
ふと見上げた時、電線にとまっている鳥。
「なぜ感電しないのか」と思ったことはないでしょうか。
電線1本にとまっているから。
そもそも、町中にある電線のほとんどはビニールで覆われている線なので、
感電はすることはないですが、高圧線はむき出しになっているので危険です。
鳥が感電せずにとまってられるのは、電線に一本のみにとまっているからです。
さらに、電線に接している両足の間隔が狭いため、感電しないと言われています。
鳥の両足の間隔が狭いことで電圧差がかなり小さく、0に等しいため電気が流れないのが理由です。
電気は水と同様高い方から低い方へ電圧が流れます。
つまり、電圧差さえなければ電気は流れないので感電はしないと言う事になります。

電気が通り、感電する。
鳥が2本の電線にまたがった場合、体に電気の通り道が出来てしまい、鳥は感電して焼けてしまいます。
また、片足に電線、もう片方に電柱など別の場所に接触していても感電するようです。

足が地面についたら、感電する。
もし、人間が1本の電線にぶら下がっても感電はしませんが、
2本の電線に触れたり、足が地上についていると感電します。
釣りをする人に、電線の近くで釣りをしないように注意しているのはこのためです。
もし電線にラジコン飛行機やタコ上げのタコなどが電線に引っかかってしまったら
感電しない方法で取らず、迷わず電力会社まで連絡しましょう。
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感電つながりで、電気ウナギは感電しないのか疑問に思ったことはないですか?
・電気ウナギが感電しない理由とは?
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以上、電線にとまっている鳥が感電しないのはなぜ?その理由でした。

外国人に人気の日本食でもある「天ぷら」ですが、
その天ぷらを日本で最初に食べた偉人とは誰なのでしょうか?

画像引用元:wikipedia「徳川家康」
徳川家康。
日本で最初に天ぷらを食べた偉人は
戦国時代に天下を取り、江戸幕府を築いた徳川家康と言われています。

鯛のてんぷらを食べた。
徳川家康が食べたのは、かやの実の油で揚げた
鯛のすり身で、その上にニラをすりかけたものとされています。

現在では胃がん説が有力とされている。
徳川家康は鯛の天ぷらに当たり、3か月間寝込んだのち亡くなったと言われていますが
3か月間も食あたりが続くという事は、医学的にも不自然とされています。
また、「徳川実紀」には、『鯛を油で揚げニラをかけた料理を食べて体調を崩した』という記録があり
天ぷらという言葉は使われていない事から、現在では死因は「胃がん」ではないかという説が有力のようです。
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徳川幕府といえば、徳川綱吉はカラスを流罪にしたことがあるというのは知っていますか?
・徳川綱吉はカラスを流罪にしたことがあるが、その馬鹿げた理由とは?
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以上、日本で最初に天ぷらを食べた偉人とはでした。

パラシュートをよく見ると、一番上には穴が開いています。
ではなぜ、パラシュートの頂上に穴が開いているのでしょうか?

「頂部通気孔」と呼ばれるもの。
実はこの穴はかなり重要で、この穴が開いているおかげでパラシュートは安全に降下できます。
また、パラシュートが開いたときの衝撃で破れてしまう事故も、あの穴で防いでいます。

空気がどこから溢れるかわからなくなる。
もしパラシュートにあの穴がないと、空気がどこから溢れ出るのかわからずに
パラシュートが傾いてしまい、吊られている人間の体が片側へ大きく振られる危険性が高くなります。
なので、風の強い日は場合によっては、命にかかわる問題になることもあります。

第二次世界大戦期のパラシュートは、まだ頂上に穴が開いていない。
第二次世界大戦期の記録には、まだ頂上に穴が開いたパラシュートは開発されておらず
危険な現象が続出していたようです。
そこで、パラシュートの頂上に穴を開ける改良されて
空気を安定的に一定方向から逃がすことで、パラシュートの安全性が増して今に至るのです。
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以上、パラシュートの頂上に穴が開いている理由でした。