
画像引用元:wikipedia「ガードレール」
ガードレールと聞くと、白い色をしたものが一般的ですが
みかん色があるのをご存知でしょうか?

画像引用元:wikipedia「ガードレール」
みかん色をしたガードレールがあるのは山口県。
1963年(昭和38年)の国民体育大会にあたって
当時の山口県知事のもと、みかん色(黄色)に塗り替えることが提案されたと言われています。

画像引用元:wikipedia「ナツミカン」
県の特色をアピールするため、山口県の特産である「ナツミカン」の色にした。
景観整備の一環として設置された、みかん色のガードレールは
山口県の特産である「ナツミカン」の黄色に統一しました。
現在では、山間部などで見かけるこの黄色いガードレール。
山の緑の中だと良く目立つため、道路がわかりやすいと好評のようです。
しかし、ナツミカンが多く栽培されている山口県の萩市では、茶色いガードレールなどが増えており
現在では、黄色いガードレールは設置場所は少なくなっているそうです。
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以上、みかん色ガードレールが存在するでした。

人の一生における大事な儀式のことをまとめて「冠婚葬祭(かんこんそうさい)」と言いますが
「冠」とは何の意味なのでしょうか?

冠とは「元服」と呼ばれる成人の儀式のこと。
昔の日本では男子は「元服(げんぷく)」と呼ばれる成人の儀式が行われていました。
元服の年齢は一定していませんが、12~16歳頃までに行われるそうです。
元服とは、髪を整え、冠をかぶり、大人の服を着て幼名を改めたとされています。
また、元服して初めて冠をかぶることを「初冠(ういこうぶり)」や「加冠(かかん)」と呼ばれており
冠婚葬祭の「冠」とは、元服の冠のことなのである。

「冠婚葬祭」とはそれぞれ次のような意味を持っています。
・冠:元服
・婚:結婚、婚礼
・葬:葬儀
・祭:祖先を祀る(まつる)こと。(盆や法事)
冠婚葬祭は、これらが人の一生における大事な儀式として今でも残っているのです。
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以上、冠婚葬祭の「冠」とは何の意味なのか?でした。

貯金箱にはいろんな形の物がありますが
その中でも、一番定番が豚の形をしているものです。
では、なぜ豚の貯金箱なのでしょうか?

豚の貯金箱は勘違いから生まれた。
豚の貯金箱の起源は中世ヨーロッパにあります。
当時の陶器は「Pygg」という赤い陶土で作られることが多かった。
19世紀頃に、イギリスの陶器職人に「Pyggの貯金箱を作ってほしい」と頼んだが
「Pig(豚)」と勘違いしたことから、豚の貯金箱が作られました。
しかし、勘違いして作られた豚の貯金箱が評判となり、世間に広まったとされています。

日本で豚の貯金箱が作られるようになったのは江戸時代。
豚はたくさんの子供を一度に産むことから幸運の象徴とされて
デザインに取り入られるようになったと言われています。
また、豚の貯金箱が作られる前は、竹筒や銭箱、亀の形をした貯金箱を使っていたようです。
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以上、貯金箱の定番が豚の形をしている理由でした。