
「イーグル」などゴルフのスコアには、鳥の言葉が使われています。
なぜ、鳥の名称が使われているのでしょうか?

ゴルフのスコアには図のようになっており、次のような意味があります。
・バーディー:小鳥
・イーグル:鷲(ワシ)
・アルバトロス:アホウドリ
・コンドル:コンドル
ゴルフは標準となる打数があり、その打数よりも少ないほど良いとされています。
そして、そのスコアには鷲やコンドルなど鳥の名前がついています。

標準打数(パー)が破られたとき、小鳥が飛んでいるように見えたから。
鳥の名称がついている理由ですが、一説には
標準打数が破られたとき、小鳥が飛んでいるように見えたというエピソードがあります。
このことから標準打数が破られると、英語の幼児語で小鳥を意味する「バーディー」と呼ばれるようになり
小鳥よりも強い鷲の「イーグル」、ずば抜けた飛行力を持つアホウドリの「アルバトロス」さらに上のコンドルと名称がついたのではないかとされています。

-5はオーストリッチと呼ばれる。
規定打数(パー)よりも4打も少ないだけでも珍しいですが、
さらに規定打数よりも5打少ない場合の事を、オーストリッチと呼ばれています。
オーストリッチとは、ダチョウのことを指します。
しかし、オーストリッチというスコアはとても現実的ではないとされています。
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鳥と言えば、世界一危険な鳥とされている「ヒクイドリ」は知っていますか?
・世界一危険な鳥!?「ヒクイドリ」ってどんな鳥?
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以上、ゴルフのスコアにはなぜ鳥の名前が使われているのか?でした。

「めどがついた」
このような言葉を聞いたことあると思います。
では、「めどがつく」とはどういう意味なのでしょうか?

目標や予定などの見通しがつくことを意味している。
「予定のめどが付いた」や「仕事の終了時間のめどが付いた」などの言葉で使われています。
「めど」は漢字で「目途」または「目処」と書きますが、これはあとから当てられた当て字です。

画像引用元:wikipedia「筮竹」
易者(えきしゃ)の道具の蓍(めどぎ)から生まれた言葉。
易者というのは占い師のことです。
易者が使っている道具に、筮竹と呼ばれる細長い竹の棒を使って占いますが
昔は竹ではなく、蓍や蓍萩(めどはぎ)と呼ばれる植物の茎から作った棒を使っていました。
未来を占うことから「めどぎ」「めどはぎ」から生まれた「めど」が「目標」や「目指すところ」という意味になり、
「つく」は「見通しがつく」や「けりがつく」などの「つく」のことを指します。
なので、「目標に見通しがつく」などの言葉が「めどがつく」として呼ばれるようになったようです。
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また「お開き」と言う言葉がありますが、この「お開き」の語源が何か知っていますか?
・お開きの意味と語源とは
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以上、めどがつくの意味と語源とはでした。

父「郵便記号はなんで〒か知ってるか?」
子「それ、明確になっていないでしょ?」
ぐっ、確かに調べても「こうだろう」というレベルでしかない。
いろいろな説がありますので、いろいろ紹介。

日本の郵便事業は1871年(明治4年)に始まりました。
その当時は記号はありませんでしが、1877年に「丸に一引き」が使われました(上図)。
(正式にマークとして定められたのは1884年)

最初は「T」が郵便記号でした。
1885年に郵便事業を管轄する「逓信省(ていしんしょう)」が創設され、
1887年2月8日(明治20年)に新たな郵便マークとして「T」が告示されました。
しかし、その6日後の2月14日に「実は「〒」の誤りだった」と訂正。
実際には誤りではなかったという説があります。
<説1、単純な発表ミス>
郵便記号の案として、「逓信省」の「て」から「T」と「〒(カタカナのテがモチーフ)」が候補に上がった。
そして、「〒」が選ばれたにも関わらず、「T」を発表してしまったという説。
<説2、Tのマークは別に使われていた>
「T」は国際郵便において、郵便料金不足の記号として世界中で使われていました。
そのため、これはいけないと、カタカナのテをモチーフとする「〒」に変えたという説。
こちらが有力のようです。
発表してから問題になることは現代も多々あります。
東京オリンピックのロゴとか・・・。
本当に問題ないか?と十分に確認してから発表したいものです。
アメリカにも郵便番号はありますが、このマークは通用しない。
紛らわしいので絶対に書くのは止めましょう。
マークは日本独自のもので、アメリカはマークすらありません。
住所すら無い国もあります。
ドバイには住所が存在しない?!その理由とは
国々のやり方に合わせましょう。
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以上、郵便記号が〒になった理由と由来・歴史