
都会から田舎まで、色んな所に生息しているカラスですが
そのカラスの死骸を見ることは、あまりないと思います。
では、なぜあまり見かけないのでしょうか?

カラスは人目のつくところで死ぬことは少ない。
研究者によると、カラスは人目のつくようなところでは死なないそうです。
カラスが死ぬのは、自分のねぐらの周辺で
そのほとんどは、森の奥深くにあるため見る機会があまりないのです。

公園の隅や神社の境内で死んでいる事が多い。
都会の場合は、公園や神社をねぐらとしているケースが多いため
公園の隅や神社の境内で、死んでいることがよくあります。
また、都会だと清掃係の人がすぐに片付けるため
死骸を見ることは少ないです。

カラスは仲間の死骸に集まる。
仲間のカラスの死骸に集まるのは、死んでいる場所で自分たちとって
脅威となる存在が居るのか確認し、回避するべきか考える習性があるという論文があります。
アメリカの研究では、アメリカのカラスは人間の顔を忘れないという結果が出ており
カラスの死骸を持った人物の顔覚えて、脅威と感じたら騒ぎ出すようです。
また、死骸を持っていなくても顔を覚えているので、騒いで警戒すると言われています。
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ちなみに、日本の歴史で「生類憐みの令」を出した徳川綱吉と言う人物がいますが
彼が、カラスを流罪にしたことがあるのを知っていますか?
・徳川綱吉はカラスを流罪にしたことがある
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以上、なぜカラスの死骸をあまり見かけないのか?でした。

「足元を見やがって!!」
このような言葉を聞いたことあると思います。
では、「足元を見る」とはどういう意味なのでしょうか?

相手の弱点を見て、それにつけこむという意味。
相手の弱みに付け込むときに使われる言葉です。
「人の足元を見て、高い値段をふっかける」などで使われています。

画像引用元:wikipedia「駕籠」
昔の交通手段だった駕籠(かご)の運搬の値段をつり上げたことから来ている。
飛行機や電車に車などがなかった時代では、
当時の駕籠は数少なかった交通手段の一つでした。
しかし、駕籠を担ぐ人は全員良い人とは限らないわけで、
「これから帰るところだから、乗せられない」と文句をつけ、
料金を釣り上げようとする人もいました。
そのときに駕籠を担ぐ人は「旅人の足元」を見て、
相手が疲れていると判断すると普段の何倍もの料金をふっかけていたことから、
相手の弱みにつけこむことを「足元を見る」というようになったのです。
・弱点を見透かされる。
・痛いところをつかれる。
・弱みを握られる etc.
足元を見るの類語は、このようなものがあります。
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関連として、こじつけの語源は知っていますか?
・こじつけの意味と語源とは
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以上、足元を見るの意味と語源とはでした。

「イチかバチか大金を賭けて勝負!」
このような感じで使われる言葉ですが、
では、「イチかバチか」とはどのような意味なのでしょうか?

運を天に任せて思い切った行動をするという意味。
ギャンブルなどで大勝負に出るときによく言われる言葉で
「イチかバチの大勝負だ!」などで使われています。

サイコロ博打で「1が出るか罰か」から来ている説がある。
イチかバチかの語源は諸説ありますが、一説には
「1が出るか罰になって、失敗するか」という意味から
「1か罰か」が「イチかバチか」となったのではないかと言われています。
その他にもカルタ博打から「一か八か釈迦十か」が省略されたものという説もあります。
・半か丁か
・のるか反るか
・出たとこ勝負 etc.
これらの聞いたことある言葉も、イチかバチかと同じ類語となります。
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語源関連で「ネコババ」という言葉の語源が何か知っていますか?
・ネコババの意味と語源とは
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以上、イチかバチかの意味と語源とはでした。