
父「ちりめんじゃこはカルシウムたっぷりだぞ。」
子「何の魚がわからないと食べられない。」
「やかましい」と言いたくなる受け答えですが、
ここで即答できればカッコいい、かもしれない。

※wikipedia「カタクチイワシ」より引用。
ちりめんじゃこは数種類の魚が混じっています。
多くは「イワシ(特にカタクチイワシ)」の稚魚なのですが、
「イカナゴ」「キビナゴ」など、イワシの仲間なら何でもありです。
イワシの仲間の稚魚は透明なのですぐにわかります。
よって、銀色のサバやアジの稚魚が混じっていれば、取り除きます。
しかし、完全には取り除けず、少しは混じってしまいます。
それらを「チリメンモンスター」と言ったりもします(略してチリモン)。
例:アジ、サバ、エビ、カニ、イカ、タコの稚魚や幼生。
「じゃこ」は「雑魚(ざこ)」のこと。
「ちりめん」はわざと縮れさせた絹織物のことです。
よって、「乾燥により縮れた雑魚」=「ちりめんじゃこ」となった。
地方により呼び方が違い、「雑魚」を「しらす」と呼ぶところもある。
その「しらす」を干したものなので、「しらす干し」と。
ここの名称はかなり曖昧。
かしこまった料理では「しらす」が全国的によく使われます。
レシピでは「じゃこ」がよく使われたり、まぁ適当です。
「釜揚げちりめん」など、本当にいろいろあります。
これらは文化的なものなので、
ああだこうだは言わないようにしましょう。
そう、「シーチキン」と「ツナ」の違い、わかりますか?
→知っておきたいシーチキン缶詰の違い
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以上、ちりめんじゃこの魚の種類と語源・由来でした。

イスラム教ではムハンマドの教えで、豚肉を食べることは禁止されています。
では、なぜ食べてはいけないのでしょうか?

遊牧民が連れ歩くのに不向きな動物だったから。
諸説ありますが、一説によると
イスラム教を生んだ中東には、砂漠が広がり遊牧民も多いです。
そして、豚は定住性の強い家畜なので、連れていくには不向きな動物だったからという理由があります。
また、豚は汚染されやすいと考えられていました。
中東は非常に暑く、豚肉の腐敗を早いため、感染症の原因となり
人々の健康を損なう恐れがあることから、豚肉を食べることを禁止したと言われているようです。

イスラム教専用の機内食を設けている。
飛行機の国際線では、イスラム教徒専用の特別な機内食を設けており
豚肉を一切使わないメニューを用意するほど、現代では徹底しています。

画像引用元:ANA特別機内食
豚肉以外にも規定と習慣に則った機内食。
ANAの特別機内食では、豚肉を使用した製品外にも、ゼラチンやお酒
アルコールから抽出された香味成分の他に、うろこやひれの無い海洋生物の肉を使用しないなどの
機内食が用意されているようです。
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ちなみに、飛行機ではお酒を飲むことができ、酔いやすいと言われていますが、なぜなのでしょうか?
・なぜ飛行機の中でお酒を飲むと酔いやすくなるのか?
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以上、なぜイスラム教は「豚肉」が禁止なのか?でした。

「紅一点」とは男性が多数の中に女性が一人だけ混じっていることを言います。
これは女性を花に例えたものから来ていますが、では紅一点の花はどんな花なのでしょうか?

紅一点の由来の花はザクロから来ている。
宋時代の中国の詩人「王安石(おう あんせき)」が作った詩の
万緑叢中紅一点(ばんりょくそうちゅうこういってん)が由来とされています。

ザクロはひときわ目立つ赤色だから。
王安石の詩で「多くのものの中で異彩を放つもの」というものがあり
この意味が女性となり、その目立った花がザクロだったのです。
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以上、紅一点の由来となった花とは?でした。