
父「冬の川は魚も冬眠してるぞ。」
子「決めつけは良くないよ。」
基本、冬の川は魚の姿が見えない。川底でじっとしています。
コイもフナも冬眠しており、人間が素手で捕まえられるくらいに。
しかし、そんな常識が通用しない川が日本にある。

※源泉。引用元:wikipedia「江川」
徳島県にある「江川」の水温は、夏は冷たく冬は暖かい。
この川は湧水によりできています。
なぜか夏は冷たい湧水、冬は暖かい湧水になり、水温が常識とは逆になるもの。
なお、夏は約10℃、冬は約20℃。魚は冬眠する必要がなく、年中活発に動き回れる温度です。
なぜそうなるのか?の理屈は解明されていないようです。
この異常さから「環境省選定全国名水百選」に選ばれています。
下流は船も通れる普通の大きさ。


静岡件の柿田川も湧水の川として有名。
こちらは年中15度前後の水温です。
日本三大清流の川ですが、
以前は工業用水垂れ流しの死の川だったようです。
その点からすると、四万十川には叶わない。
詳しくはwikipedia「柿田川」をどうぞ。
「ゆうすい」と読みます。
「わきみず」と読むことが多いと思いますが、熟語としては「ゆうすい」
これはまぁ、音読みか訓読みの違いです。
どちらも間違いではないですが、「ゆうすい」と読むことは知っておきましょう。
なお、湧水にて川にならない場合もあります。
こちらの記事もどうぞ。
→魚が住んでいない川がある
--
以上、水温が夏は冷たく冬は暖かい川があるでした。

「話をうやむやにされた」
このような言葉を聞いたことあると思います。
では、「うやむや」とはどういう意味なのでしょうか?

物事がはっきりしないことを意味している。
「あの事件はうやむやにされた」や「責任をうやむやにする」などで使われる言葉。
また、漢字では「有耶無耶」と書きます。

漢文調に書いた「有耶無耶」を音読みした結果「うやむや」となった。
うやむやという言葉の語源には諸説ありますが、
一説には漢字で書いた「有耶無耶」の「耶」は、漢文で疑問か反語を表す助字で
つまり、「有るか・無いか」という言葉の意味になり、文語的には「ありやなしや」となります。
昔の「伊勢物語」でも同じように「わが思ふ人はありやなしや」と書かれており、
「恋しい人は健在かどうか」ということで、健在でいてほしいと願望が隠れている文です。
このことから相反する言葉を繋いだ言葉となり、これを漢文調で表した「有耶無耶」をさらに音読みした結果できたのが
「うやむや」という事になったと言われています。
・曖昧
・不明
・不明慮 etc.
うやむやの類語には、このような言葉が同じように使われています。
~
ちなみに、「木で鼻をくくる」と言う言葉がありますが、どういう意味か知っていますか?
・木で鼻をくくるの意味とは
--
以上、うやむやの意味と語源とはでした。

中年男性のことを「おじさん」と呼ぶと思いますが
この「おじさん」という名前をつけた魚が居るのをご存知でしょうか?
ヒメジ科ウミヒゴイ属の中に正式名称で「オジサン」となっている魚がいる。
下あごに2本の長い髭持っており
この特徴的な髭から、おじさんを連想して命名されたと言われています。
体長は25センチほどで、生息地は南日本からインド洋のサンゴ礁に生息しています。
長い髭は泳いでいるときは下あごをたたんで、海底で餌を探すときに髭を動かして餌を探して食べています。

画像引用元:wikipedia「オジサン」
もちろんメスも子供も「オジサン」という名前。
正式名称は「オジサン」なので、もちろんメスでも子供でも名前は「オジサン」です。
この名前の面白さから、人気の魚となっている水族館もあるようです。
--
以上、おじさんという名前の魚が存在するでした。