
ロシアの代表的な料理の一つである「ビーフストロガノフ」ですが
この料理には、牛肉が使われています。
しかし、実は「牛肉料理ではない」というのは知っていますか?
画像引用元:wikipedia「ビーフストロガノフ」

とある貴族が関係している。
この名前の由来には諸説ありますが、一番有名な説として
18世紀のロシアの貴族だった「アレクサンドル・セルゲーエヴィッチ・ストロガノフ」のために考案された料理だとされています。

好物のビーフステーキが食べられなくなったから。
彼は、大好物であったビーフステーキが加齢で歯が抜け落ちてしまい、食べられなくなりました。
そこで、シェフがビーフステーキの味わいを残しつつ、肉を柔らかく煮込んだ料理を作り
その料理の名前を「ビーフストロガノフ」と名付けました。
「ストロガノフ」というのは、この貴族の名前から付けられたとされています。

ロシア語で「~風(流)」という意味になる。
ビーフストロガノフという料理名をロシア語にすると「бефстроганов」と書きます。
このビーフという部分の発音は「ベフ」と言い、このベフとはロシア語で「~風」という意味になり、
「ストロガノフ風」という料理名になります。
なので本場ロシアでも、牛肉の代わりに鶏肉や豚肉を使った「ビーフストロガノフ」も多く見られます。
~
ビーフと言えば、コンビーフの缶詰の形が台形の理由は知っていますか?
・コンビーフの缶詰が台形になっている理由とは
--
以上、ビーフストロガノフは牛肉料理ではない!?その名前の由来と理由でした。

現在は比較的安価で売られているターンテーブル式の電子レンジですが
なぜ使うときに回っている理由はなんでしょうか?

電子レンジはマイクロ波を照射して温めている。
電子レンジが食品を温めるのは、
マイクロ波を照射することによって食品を温めています。
どのようにして温められているかは
wikipediaの電子レンジに詳しく書かれているので、そちらを見ましょう。⇒電子レンジ

画像引用元:wikipedia「電子レンジ」
調理する食品をムラなくマイクロ波を当てるため。
電子レンジはマイクロ波が照射されることで温められますが
ターンテーブルがないと食品にまんべんなく当たらないので均一に温めることができません。
なので、ターンテーブルで食品を回すことで電波をムラなく当てられるので
食品が均一に温められるのです。
--
以上、電子レンジの中が回る理由とはでした。

インスタントカレーやカレーのルーが入っているパッケージには、辛さが表記されています。
では、「辛口・中辛・甘口」はどのように決められているのでしょうか?

唐辛子の辛味成分とコショウの辛味成分の量で決められている。
カレーの辛さは、唐辛子の辛味成分である「カプサイシン」と
コショウの辛味成分である「ピペリン」の量によって決められているとされています。
この2つをどう配合するかによって「辛口・中辛・甘口」に分けられます。

試作品を実際に食べて分類もする。
カレーを販売する各メーカーは、配合量で機械的に分けられているわけではなく、その数値を参考にして
試作品を実際に複数の人が食べて判断されるので、最終的には人間の舌で辛口や中辛、甘口などに分類されているようです。
--
以上、「辛口・中辛・甘口」カレーの辛さはどう決められている?でした。