
「彼はやにわに走り出した」
この様に使われる言葉ですが、この「やにわに」とはどういう意味なのでしょうか?

間をおかずに次の行動を起こす、突然、いきなり、という意味。
「やにわに」は漢字で「矢庭に」とも書かれます。
「何かに気が付いたのか彼女は矢庭に部屋を後にした」や
「彼は矢庭に走り出した」などの言葉で使われています。

矢を射って戦っている場所を矢庭と呼ばれていた。
一説には、矢を射って戦っている場所を「矢庭」と呼ぶ例が「今昔物語」や「太平記」にみえることから、
そこから転じた物ではないのかという説があります。
「矢が急に飛んでくる」「急いで次の矢を撃つ」
そんな状況であることから、なんとなく「突然」という意味になるのもわかりますが、
どうも明確にはなっていない。
もう一説には「いやにわかに」の略とも言われています。
「いや」は強調、「にわかに」は「急に起こる、一時的に」という意味。
「にわかファン」「にわか雨」の「にわか」です。
「いや」が付くことで、「かなり急に」という意味になる。
よって、「矢庭」は当て字のような意味かもしれませんが、ハッキリはしません。
とりあえず、この二つの意味を知っておけば良いでしょう。
・とっさに
・不意に
・瞬く間に etc.
これらの言葉も、やにわにと同じ類語となっています。
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語源つながりで「おけら」という言葉の語源が何か知っていますか?
・おけらの意味と語源とは
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以上、やにわにの意味と語源とはでした。

九州地方にある鹿児島県の桜島ですが、
島ではないのに「島」と言う名前が付いています。
なぜなのか知っていますか?

元々は本当に島だった。
実は桜島は、元々は本当に島だったのです。
では、なぜ島ではなくなったのか。
桜島と言えばあの「噴火」が関係しています。

画像引用元:wikipedia「桜島」
海峡が埋め立てられた。
桜島と大隅半島の間には「瀬戸海峡」と呼ばれる海がありました。
しかし、1914年の噴火によって溶岩が流れ出したことから
海峡が埋め立てられる事となり、桜島は陸とつながったのです。
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桜島といえば、大きな大根で有名な「桜島大根」はなぜ大きいのか知っていますか?
・桜島大根はなぜ大きい?その理由とは
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以上、鹿児島県の桜島はなぜ「島」なのか?その理由とはでした。

「ごり押しされる」
このような言葉を聞いたことあると思います。
では、「ごり押し」とはどういう意味なのでしょうか?

無理矢理にも物事をおし進めることを意味している。
強引に自分の要求を押し通すときなどに言う言葉で、
「ごり押しで企画書を通した」という感じで使われます。

画像引用元:wikipedia「ヨシノボリ」
川魚の「ゴリ」から来ている。
ハゼ科の小魚ゴリ(カワヨシノボリ)は別名「石伏」の別名で呼ばれています。
別名のように川底の石にへばりつくようにじっとしていることが多く、捕まえるときはワラの束を川底につけて
雑巾がけするように前に押して進みながら網の中に追い込んでいきます。
このことから、石にへばりついた「ゴリ」をワラの束を使って追い込む様子から
「ゴリ押し漁」となり、「ごり押し」という言葉が生まれたのです。
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以上、ごり押しの意味と語源とはでした。