
「これはガセネタだ!」
このような感じで使われる「ガセ」という言葉ですが
この意味や語源とは何なのでしょうか?

偽の情報のこと。
警察やマスコミなどでよく使われる言葉の「ガセネタ」は、
偽の情報など作り話のことを指します。

的屋の隠語からきている。
ガセとは偽物という意味で、もともとは縁日やお祭りで開いている屋台や露店などを出して商売している
「的屋(てきや)」の隠語から来ているとされており、偽物の商品も多かったことから
本当かどうか怪しいため「人騒がせ、お騒がせ」の「がせ」をとってガセネタとなったのです。
※ネタは商品という意味の種(たね)が語源とされているようです。
・誤報
・デマ
・風説 etc.
これらの言葉も、ガセと同じ類語となります。
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情報といえば、隠し事を明るみに出すことを「すっぱ抜く」と言いますが、この語源が何か知っていますか?
・すっぱ抜くの意味と語源とは
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以上、ガゼネタの「ガセ」の意味とは?その語源でした。

「椿事(ちんじ)」
珍事という言葉は知っている人は多いです。
では「椿事」とは、どういう意味なのでしょうか?

思いがけない出来事のこと。
例えば、普段営業成績の悪い会社員が
大口の契約を獲得したりなど、思いがけない出来事の事を「椿事」と言います。
一方で「珍事」とは、主に珍しい出来事の事に対して使われる言葉です。

中国の古典から由来。
椿事の語源には諸説ありますが、1説には
中国の古典「荘子(そうし)」に、珍しい霊木とされている「椿の木」がありました。
その椿に花が咲くことは、極めて珍しい出来事であることから、
このような思いがけない出来事の事を「椿事」と呼ぶようになったとされています。
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言葉関連で「どさくさに紛れて」の「どさくさ」とは、どういう意味なのか知っていますか?
・どさくさに紛れての「どさくさ」とは何?その由来とは
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以上、椿事の意味や語源とはでした。

人間の腕や手の甲などを見ると、血管が見えると思います。
その色は青く見えているはずです。
しかし、ケガした時などで出てくる血は、赤い色をしています。
では、なぜ赤い血が青く見えるのでしょうか?

光の乱反射で青く見えている。
簡単に言うと、光の波長が関係しており、
血液の赤色は、皮膚を通して乱反射してしまうため赤く見えません。
そして、青い色だけは透き通るため、人間には血管が青く見えています。

見えている血管は静脈。
また、見えている血管は「やや黒めの赤色(暗赤色)」の血が流れる『静脈』と
「きれいな赤色(鮮紅色)」の血液が流れる『動脈』なので、
青色の成分が多い静脈だけがよく見えているのです。

画像引用元:wikipedia「痣」
光の波長が原因。
体のどこかをぶつけたときのアザは青くなっています。
これは、人間の皮の下の毛細血管が破損して内出血を起こしている状態です。
ですが、皮膚自体は破れているわけではないので、見た目は青く見えます。
そして、すり傷など皮膚が破けて血が外に出ている場合は、赤く見えるのです。
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体関連で、頭にたんこぶが出来る理由は知っていますか?
・なぜ頭にたんこぶが出来るのか?その理由
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以上、なぜ赤じゃない?血管が青く見える理由とはでした。