
缶に入った緑茶を開けると「プシュッ」と
炭酸飲料を開けた時のような音がすることはないでしょうか?
では、なぜあのような音が出るのでしょうか?
画像引用元:http://item.rakuten.co.jp/misono-support/b7-1/

缶に詰められているのは「窒素」
炭酸飲料でもないのに、あの音が出るのは
缶の中に、窒素が詰められているからなのです。

緑茶の酸化を防ぐため。
お茶は色や味、香りが変化を受けやすい飲み物です。
もし、缶の中に緑茶をそのまま入れると、空気中の酸素と結びついて
缶の中で、酸化が進行してしまうのです。
なので、缶に窒素を入れて酸素を追い出すことで、酸化が防止できるので
少し日が経っても美味しく飲めるのです。
--
以上、缶の緑茶飲料を開けると炭酸飲料みたいに音が出る理由でした。

「めどがついた」
このような言葉を聞いたことあると思います。
では、「めどがつく」とはどういう意味なのでしょうか?

目標や予定などの見通しがつくことを意味している。
「予定のめどが付いた」や「仕事の終了時間のめどが付いた」などの言葉で使われています。
「めど」は漢字で「目途」または「目処」と書きますが、これはあとから当てられた当て字です。

画像引用元:wikipedia「筮竹」
易者(えきしゃ)の道具の蓍(めどぎ)から生まれた言葉。
易者というのは占い師のことです。
易者が使っている道具に、筮竹と呼ばれる細長い竹の棒を使って占いますが
昔は竹ではなく、蓍や蓍萩(めどはぎ)と呼ばれる植物の茎から作った棒を使っていました。
未来を占うことから「めどぎ」「めどはぎ」から生まれた「めど」が「目標」や「目指すところ」という意味になり、
「つく」は「見通しがつく」や「けりがつく」などの「つく」のことを指します。
なので、「目標に見通しがつく」などの言葉が「めどがつく」として呼ばれるようになったようです。
~
また「お開き」と言う言葉がありますが、この「お開き」の語源が何か知っていますか?
・お開きの意味と語源とは
--
以上、めどがつくの意味と語源とはでした。

昔からよく「焦げた部分を食べるとがんになる!」など言われたことはないでしょうか?
実は肉や魚などが焦げた部分を食べても、そう気にすることはなかったのです。

焦げた部分を毎日1トン以上食べないとがんは発症しない。
肉や魚にパンなど、たんぱく質が焦げた場合は発がん性物質になることは確かです。
ですが、少量を食べたところで健康には影響はないようです。
がんになる量というのは、体重60キロの人が
毎日1トン以上の焦げた部分を食べない限りはがんにはならないとされています。

現在は「焦げた部分を避ける」という項目が削除されている。
2011年に公益財団法人がん研究振興財団の「ガンを防ぐための12か条」というのがあり
最初は「焦げた部分は避ける」という項目がありましたが、
現在では改訂されて、改定後はこの項目は削除されています。
なので、焦げた部分を少量食べたところで、
「ガンになるやばい!!」と慌てることはありません。
いや、そう思いたい・・・焼肉、焦げても食べるんだ・・・
まぁでも、できるだけ食べないにこしたことはない。
簡単に取れるのであれば取ってから食べましょう。
--
以上、焦げた物を食べてもがんの原因にはならない?!その理由とはでした。