
「水入らず」
このような言葉を聞いたことあると思います。
では、この意味や語源とは何なのでしょうか?

余計なものが混じっていないこと。
水入らずとは、余計なものが混じっていない事を意味しており、
一般的に使われるであろう「夫婦水入らず」などは、他人を交えない身内だけでという意味があります。

水が入っていない油のこと。
「水と油」という言葉があるように、親しい人以外に疎まれる他人がいると、
お互いに気が合わないことや、溶けあわないという例えがある事とは逆に
水の無い油だけ、つまり「親しい人だけ」という事を指しているようです。
・和気あいあい
・二人きり
・親密 etc.
これらの言葉も水入らずと同じ類語になります。
~
ちなみに、男女や夫婦の別離を意味している「きぬぎぬの別れ」の語源が何か知っていますか?
・きぬぎぬの別れの意味と語源とは
--
以上、水入らずの意味や由来とはでした。

聖火リレーが定番のようになっていますが・・・
近代オリンピックは1896年から始まったのですが、
しばらくは聖火リレーというイベントはありませんでした。
いったいいつから始まったのか?

ナチス政権時代にベルリンで開催されたオリンピックが聖火リレーの始まり。
1936年のことになります。
ギリシャのオリンピアから開催国ベルリンまで運ぶ「演出」が考案され、
その後、オリンピックの定番イベントとなりました。
当時のオリンピックは国家の権威を示すような位置付けでもあったので、
どの国も様々な工夫をこらしていたものです。
なお、このドイツの聖火リレーは、他国の道路事情を把握するために行われたとも言われています。
実際、戦争において役立ったようです。

プロメーテウスという神が天界から火を盗み、人類に与えたというギリシア神話から。
ということで火は神聖なもので、人類が神々に感謝する存在。
古代オリンピック開催時は、神々の王ゼウスの妻のへーラーの神殿で火を灯し、神々を称えたようです。
現在のオリンピックは、そのへーラー神殿で太陽光を利用して火を起こし、聖火リレーとして開催国まで運んでいます。

海を越える場合などは船でもOK。
飛行機、ラクダ、馬、消えなければOK。
海の中をダイバーが運んだこともあったりと、まぁ演出です。
2016年のリオオリンピックも船で運ばれました。
まぁ、船か飛行機しかないのですが・・・
とにかく、火はギリシアの神々を称えるものと覚えておきましょう。
こちらもよくあるオリンピック勘違い。
オリンピックの金メダルの材質が純金ではない理由とは?
--
以上、オリンピックの聖火は途中から考案されたイベント。発祥と由来とは?でした。

「彼女の料理は玄人はだしですね」
このような言葉を聞いたことはあるでしょうか。
では、「玄人はだし」とはどういう意味なのでしょうか?

素人にもかかわらず専門家が驚くほど優れているという意味。
「彼の機会の知識は玄人はだしだ!」や
「彼女の書く絵は玄人はだしで、文句がないほどの絵です」などで使われている言葉です。

プロが履物を履くのを忘れて裸足で逃げ出すことから来ている。
玄人とは「プロ」のことを言います。
その道のプロが履物を履くのを忘れて、裸足で逃げ出すということから
プロも逃げ出すほどの腕前のアマチュアに対して言われている言葉なのです。
・素人離れ
・プロ顔負け etc.
玄人はだしの類語で、よく聞くであろう言葉はこのようなものがあります。
~
ちなみに、あてずっぽうの語源が何かしていますか?
・あてずっぽうの意味と語源とは?
--
以上、玄人はだしの意味と語源とはでした。