
画像引用元:wikipedia「トヨタ自動車」
トヨタといえば、世界でも大手の自動車メーカーのことですが
もともとは「トヨダ」だったのをご存知でしょうか?

画像引用元:wikipedia「豊田佐吉」
創業者である「豊田佐吉」の名字から社名を名乗っていた。
創業当初の社名は「トヨダ」でロゴや刻印も英語では「TOYODA」で
エンブレムには「豊田」を使用していました。

「トヨダ」から離れることで個人の会社から社会的企業へと発展するため。
1936年(昭和11年)、アメリカ輸出のため英語で新しい「トヨダ・マーク」を作ることになり
懸賞募集を行ったところ、「トヨタ」のマークが採用され社名も変更されることになった。
変更の理由には濁音がなく、さわやかで言葉の調子が良いこと、総画数が縁起の良い8画になることがあります。
さらに、創業者の名字である「トヨダ」から離れることで、個人の会社から社会的企業へと発展するという意味も込められていたようです。
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会社関連で、「ロート製薬」という会社がありますが、このロートの意味は何か知っていますか?
・ロート製薬の「ロート」の意味とは
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以上、トヨタ自動車はもともと「トヨダ」という名前だった!?その由来とはでした。

検索だと、普通に「鉄」という字を使っている「東日本旅客鉄道株式会社」ですが
スマホでロゴマークをよく見ると、「鉄」ではなく「金へんに矢」になっています。
なぜ、鉄という漢字を使っていないのでしょうか?

画像引用元:http://www.jreast.co.jp
「金」を「失う」と縁起が悪いから。
金へんに矢と書かれている理由は、鉄だと「金へんに失」なので
「金」を「失う」と縁起が悪いという理由から来ています。

「目的地に向かって一直線に飛ぶ」というイメージから。
「金へんに失」だと、縁起が悪いので「金へんに矢」であれば
「目的地に向かって一直線に飛ぶ」というイメージがあり、スピードを連想させることから
このような漢字を使うようになったそうです。
また、「金へんに矢」は本来は「やじり」を意味する「鏃」という字の略字で、「鉄」とは意味が異なります。
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矢と言えば、ダーツボードはなぜあのようなデザインになっているのか、知っていますか?
・ダーツボードはなぜあのようなデザイン?由来でかなり納得。
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以上、東日本旅客鉄道株式会社が「鉄」という漢字を使わない理由とはでした。

金平糖(こんぺいとう)とは、表面に凸凹状の角状を持つお菓子ですが
この「こんぺいとう」と言う言葉の語源が、何が知っていますか?

ポルトガルから日本にもたらされた南蛮菓子。
16世紀ごろに、日本に来たとされる金平糖。
この名前は、ポルトガルに由来します。
また、このとき一緒に伝来したお菓子の中には
カステラも入っていたようです。

ポルトガル語の「コンフェイト」からきた言葉。
「コンフェイト」とは、球状の菓子と言う意味を持っています。
また当時は、焼いた米に砂糖をまぶして作られていたため「金平糖」と表記されるようになりました。
なので、金平糖はポルトガル語による見た目の印象と
原材料の米と砂糖までが、含まれている名前なのです。

画像引用元:wikipedia「織田信長」
献上物として贈られた先は「織田信長」
日本に伝来したのは、16世紀つまり、戦国時代のこと。
その戦国時代に、ポルトガル人が西日本へ来航、南蛮の諸文物がもたらされました。
そして1569年、キリスト教の宣教師「ルイス・フロイス」が
京都の二条城で織田信長に謁見した際に、献上物として
ろうそく数本とガラス瓶に入った金平糖が差し出されたとようです。
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ちなみに、きんぴらごぼうは「金平」と書きますが、由来が何かご存知ですか?
・きんぴらごぼうの「金平」とは何のこと?
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以上、金平糖(こんぺいとう)の語源とはでした。