
「今日は半ドンで終わり」
このような言葉を聞いたことあると思います。
では、「半ドン」とはどういう意味なのでしょうか?

午前中に業務や授業が終わること。
一般的に、仕事や学業が午前中で終わることを指す俗語です。
つまり、午後から半休ということです。
では、「ドン」とは何なのでしょうか?

半ドンの由来は諸説あり、
1、オランダ語で日曜日を意味する「zondag」がドンタクと訛って休日・休業を意味する「半ドン」になった。
2、明治時代から空砲で正午を知らせていたので空砲の音の「ドン」という音から「半ドン」になった。
3、半分休みの土曜日から「半土」という言葉が転じて「半ドン」になった。
以上の3つが有力とされています。

週休2日制になったから。
1980年代までは、多くの学校や会社が土曜日が半ドンでしたが
週休2日制が導入されてから土曜日も休みになったので、
半ドンという言葉は、あまり聞かなくなったのではないかとされています。
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ちなみに、地球が誕生したときは24時間ではなかったというのは知っていますか?
・地球が誕生した頃は1日24時間ではない
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現代社会では忙しすぎて半ドンという言葉も知っていても
言う機会がないというのも原因かもしれませんね。
以上、午前中で終わる「半ドン」の意味と由来とは?その由来でした。

福神漬け(ふくしんづけ)は漬物の一種で野菜類を塩抜きして細かく刻み
醤油と砂糖やみりんで作った調味液で漬けたものをいいます。
カレーの付け合わせの定番の代表の1つとも言える福神漬けは
いつごろから食べられるようになったのか。
※wkipedia「梅亭 金鵞」から引用
福神漬けは明治時代の「酒悦」15代主人「野田清右衛門」が考案。
そして当時の流行作家である「梅亭金鵞(ばいてい きんが)」が
七つの材料を使った漬物を七福神になぞらえ命名したとされています。
明治時代日本郵船のヨーロッパ航路の船の食堂が最初とされており
当初付け合わせに使用していたチャツネ(インドのやくみ)をピクルスに変えたところ
酸味が強く日本人には不評でした。そこで福神漬けに変えたところ好評となり定番となっていきました。
さらにこのカレーに福神漬けを添えてもらえるのは一等客室だけで
二・三等客室はたくあんだったので
福神漬けが添えられているカレーは高級
と言われ「カレーには福神漬け」というイメージが強まり今に至ると言われています。
福神漬けは漬物の一種なのでご飯との相性はとても良く、
チャーハンにも福神漬けが使われていることも。
以上、カレーに福神漬けがあるのはなぜ?その歴史を知ろうでした。

ロシアの代表的な料理の一つである「ビーフストロガノフ」ですが
この料理には、牛肉が使われています。
しかし、実は「牛肉料理ではない」というのは知っていますか?
画像引用元:wikipedia「ビーフストロガノフ」

とある貴族が関係している。
この名前の由来には諸説ありますが、一番有名な説として
18世紀のロシアの貴族だった「アレクサンドル・セルゲーエヴィッチ・ストロガノフ」のために考案された料理だとされています。

好物のビーフステーキが食べられなくなったから。
彼は、大好物であったビーフステーキが加齢で歯が抜け落ちてしまい、食べられなくなりました。
そこで、シェフがビーフステーキの味わいを残しつつ、肉を柔らかく煮込んだ料理を作り
その料理の名前を「ビーフストロガノフ」と名付けました。
「ストロガノフ」というのは、この貴族の名前から付けられたとされています。

ロシア語で「~風(流)」という意味になる。
ビーフストロガノフという料理名をロシア語にすると「бефстроганов」と書きます。
このビーフという部分の発音は「ベフ」と言い、このベフとはロシア語で「~風」という意味になり、
「ストロガノフ風」という料理名になります。
なので本場ロシアでも、牛肉の代わりに鶏肉や豚肉を使った「ビーフストロガノフ」も多く見られます。
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ビーフと言えば、コンビーフの缶詰の形が台形の理由は知っていますか?
・コンビーフの缶詰が台形になっている理由とは
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以上、ビーフストロガノフは牛肉料理ではない!?その名前の由来と理由でした。