
働きアリの中には「働かない」働きアリが
存在するのをご存知でしょうか?

疲れて動けなくなったアリに代わって働くアリのこと。
アリの集団の中には、よく働くアリが2割、普通が6割、そして2割の「働かない」アリがいます。
彼らは、働いていたアリが疲れて働けなくなると、大事な卵の世話が滞ってしまうので
そんな時に、代わりに仕事をするのが2割の「働かない」アリです。
※働くアリが8割、サボるのが2割の場合もあります。
このような2割の「交代要員」を一定数設けることで、アリの集団がうまく機能して滅びるのを防いでいるのです。
このような働きアリに関する法則を「働きアリの法則」と呼ばれています。
※パレートの法則または2:6:2の法則とも言います。

よく働くアリだけで構成してもその中から2割が働かない。
「よく働くアリだけ揃えていけば最強では?」と思ってしまいますが
よく働くアリだけ集めても、2割がサボり始め2:6:2や2:8の構成になるそうです。
また、よく働くエリート場から揃えると、疲れ切って
よく働くアリが全滅したという結果もあります。

2:6:2の法則で会社が良くなった。
人間社会でも同じような事で「エリート社員ばっかり揃えても、職場が全く良くならない」と
悩んでいた社長が、2割の仕事があまりできない人を雇用したところ
2:6:2の割合でバランスが良くなり、職場が良くなったという話もあります。
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アリと言えば、雨の日でもアリの巣が大丈夫な理由は知っていますか?
・アリの巣はなぜ雨の日でも大丈夫なのか?
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以上、「働かない」働きアリが存在するでした。

飛行機に乗る際、機体の左側の扉から乗っていると思います。
左右に扉があるのになぜ、左側だけを使うのでしょうか?

飛行機は船の習慣を受け継いでいるから。
左側の扉だけを使うのは、
船の習慣を受け継いでいるから由来しているのです。

舵が船体の右側に大きくはみ出していた。
地中海を航海していた帆船は、舵が船体の右側に大きくはみ出していました。
なので、港では舵が邪魔にならないように左側に接岸して乗り降りしていたのです。
船の形が変わっても、この習慣は受け継がれ
やがて搭乗ルールは飛行機にも取り入られるようになり、現在に至っているのです。
また、飛行機の右側に扉があるのは非常時に備えているからです。
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ちなみに、飛行機が白く塗装されている機体が多い理由は知っていますか?
・白く塗装されている飛行機が多い理由
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以上、なぜ飛行機は左側のドアから搭乗するのか?でした。

戦う船には弾薬が必要というのはご存知だと思います。
もし、戦闘中に弾薬が尽きてしまえばピンチです。
では、チーズを撃って勝った海戦があるというのは知っていますか?

ウルグアイ艦隊とアルゼンチン艦隊
戦ったのはジョン・コウ海軍大尉のウルグアイ艦隊と
ウイリアム・ブラウン提督指揮下のアルゼンチン艦隊です。
この戦いに正式な名称はありません。
どちらとも、一進一退の戦いをしていましたが、
ついにウルグアイ艦隊の大砲の弾が底をついてしまいました。
船による海戦にとって、弾が無いというのはピンチです。
それを察してか、アルゼンチン艦隊は攻め込んできました。

大砲の脇に積んであった「チーズ」の塊を大砲に詰め込んだ。
なぜ、大砲の脇に積んでいたかというと、チーズは時間が経過すると
水分が飛んで固くなり、食べられなくなっていたのです。
その食べられなくなったチーズをジョン・コウ大尉は
「そのチーズを大砲に詰めて発射せよ」と部下に命じました。
そして発射されたチーズはもちろん粉々です。
しかし、相手にとっては粉々に飛び散る謎の弾丸です。
そんな奇襲を受けて混乱したアルゼンチン艦隊は、
ひたすら逃げ回り、ウルグアイ艦隊はアルゼンチン艦隊を撃退したのです。
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戦争関連で、歴史上最も早く終わった戦争が何か知っていますか?
・歴史上最も早く終わった戦争とは
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以上、チーズを撃って勝った海戦がある!?でした。