
「この家はいろんな所が、がたぴしする。」
このような感じの言葉を聞いたことないでしょうか?
では、この「がたぴし」とはどんな意味があるのでしょうか?

がたぴしの意味としては、次のような意味があります。
・立て付けが悪くなった家や家具がきしむ音。
・人間関係や組織がうまくいっていないさま。
などがあり、「古い家なのでいろんなところががたぴしする。」や
「あの2人はがたぴししている。」などで使われます。
そのまま「がた」「ぴし」悪い音(状態)を表すだけの言葉かと思いきや、
別に面白い語源もあります。

仏教に由来する言葉の「我他彼此(がたひし)」が語源。
一説には、日本語の慣用句に多い仏教に由来する言葉の「我他彼此」を
「がたびし」と読み変え、「がたぴし」と変化したことで現在の言葉になったのではないかとされています。
我他彼此の漢字は「自分と他人、彼岸と此岸つまり、あちらとこちら」ということで、
相反するものを対称させて、それを二つ並べ物事を分別し対比することを意味しています。
その対立した場で衝突やいさかいなどはうるさいので、物がきしむ音に例えたのではないかと言われています。

「がたぴしする」を語源にしてさらに短縮されたものが「ガタが来る」である。
「がたぴしする」という言葉はあまり聞かないですが、
これを短縮したのが「ガタが来る」で、こちらの方が聞いたことあると思います。
「ガタが来る」も同じく人や物の調子が悪くなったときに使われる言葉です。
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語源関連で「みみっちい」という言葉の語源が何か知っていますか?
・みみっちいとはどういう意味?その語源
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以上、がたぴしの意味とその語源とはでした。

「粗相をしてしまった」
このような言葉を聞いたことあると思います。
では、「粗相」とはどういう意味なのでしょうか?

不注意や軽率さから過ちを犯すこと。
不注意から失敗したときに使われる言葉で
「コップを割ってしまう粗相をした」や詫びを入れる「とんだ粗相をしてしまい、申し訳ない」と言う感じで使われる言葉です。

人間の煩悩を説いた仏教思想から来ている。
本来は「麁相」と書き、その元となったのは「麁の四法」の仏教の考え方から来ています。
仏教では、この世を「生・住・異・滅」としてとらえたうえで、
人間には一生には「生・住・老・死」の四相があるとされ、これを「麁の四相(刹那の四相)」といいます。
この「麁」は生きていく人間の煩悩に通じるものがあるとされ、あるいは煩悩ゆえに人間らしい失敗や過ちのことを
「麁相」だとして仏様は許してくださるだろうということからこの言葉が広まったとされています。
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以上、粗相の意味と語源とはでした。

「起点と基点」
同じような言葉があると思います。

物事の始まるところのこと。
駅で例えると、出発点などのことを起点と言います。
また、最後に行きつくところの事を「終点」と言います。

距離を測る時などの元となる所のこと。
距離や時間などを測るときに元となる点や場所などが基点となります。
要するに、起点は最初などに使う言葉、基点は物差しなどで図る最初の点に使う言葉です。
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以上、起点と基点の違いとは?でした。