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畳の縁(へり)を踏んではいけない理由
最終更新日:2020/10/21
畳(たたみ)とは日本で古くから利用されている伝統的な床材のことを指します。
では、この畳の縁(へり)と呼ばれている帯状の布の部分を踏んではいけないと言われている理由を知っていますか?
踏んではいけない理由
縁にその家の家紋を入れている場合がある。
茶道においても畳の縁を踏んではいけないというマナーがあります。
それは畳の縁には「紋縁)もんぺり)」と呼ばれる家紋を入れた縁があるので
それを踏むということはその家の象徴を踏んでいるため無礼であるとされています。
またその他にも
・畳の縁は一種の結界であり神聖な境界線。
・忍者が暗殺の際、畳は刀が刺し貫けないので隙間の縁を狙っていた。
などがあります。
また、昔の縁は植物染めによる縁が多く、傷みやすかったため踏んではいけないとされていました。
現在では技術が発達し、構造的にも縁も頑丈になっているので傷みにくいです。
現代でも気を付けよう
縁の部分は盛り上がっているのでつまずきやすい。
畳の縁は少し盛り上がっているためつまずきやすく
特に高齢者の方はつまずく可能性が非常に高いので縁の部分はなるべく踏まないように心がけよう。
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以上、畳の縁(へり)を踏んではいけない理由でした。
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