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上前を撥ねるの意味と語源とは
最終更新日:2020/10/21
「上前を撥ねる」
あまり聞かない言葉だと思います。
では「上前を撥ねる」とはどういう意味なのでしょうか?
上前を撥ねるの意味とは?
他人の取り次ぐ賃金や代金を一部自分の物にすること。
他人の賃金や代金を一部自分の物にすること、要するに仲介人が一部自分のお金にすることを言います。
「彼はいつも上前を撥ねる」などで使われる言葉です。
「ピンハネをする」というと分かりやすいと思います。
上前を撥ねるの語源とは?
神社が年貢米の一部を初穂として寄贈したことから来ている。
「上前」とは「上米」の訛ったもので、神社が年貢米の一部を初穂として寄贈したことから由来します。
また、一種の通行税として「上米はね」をしていた神社として大阪の「住吉神社」があります。
この神社は海運の神様をまつってあり、各地から年貢米を運ぶ運送業者が航海安全の祈願に訪れていました。
そのときに年貢米の一部を「上分米(じょうぶんまい)」として強制的に納めさせたことからこの言葉が生まれたとされています。
上前を撥ねるの類語
・カスリ取る
・せどりする
・ピンハネする etc.
上前を撥ねるの類語には、このようなものがあります。
ピンハネと言う言葉は、よく聞くのではないでしょうか?
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ちなみに、ピンハネは何割の利益を取ることを言うのか知っていますか?
・ピンハネとは何割の利益を取ることを指すのか?
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以上、上前を撥ねるの意味と語源とはでした。
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