- ・ 風力発電の羽根の枚数が3枚の理由
- ・ 十八番の意味と語源とは
- ・ ミニトマト(プチトマト)はもともと何のために作られたのか?
- ・ 毒を持つ鳥が存在する!?持っている毒の種類とは
- ・ 床屋のくるくる回っている「あれ」の値段と名前
- ・ 高速道路1キロを建設するのにかかる費用はいくらなのか?
- ・ 地球が誕生した頃は1日24時間ではない
- ・ ゴキブリの生命力が強いと言われる理由とは?
- ・ 「本みりん」「みりん風調味料」「みりんタイプ」の違い
- ・ ランニングマシンはもともと健康器具ではなかった
- ・ 箔がつくの「はく」とは何のこと?その由来
- ・ アリジゴクは成虫ではない。生態を知ろう
- ・ ダックスフントはあのような体形をしている意味とは?
- ・ いくらするのか?人力車1台の値段とは
初夢は本来、正月に見た夢のことではなかった
最終更新日:2020/10/21
「初夢は何を見た?」
と無難な話題作りには良いネタです。
と、そこで「へぇ~」となる雑学を加えるとなおよし。
本来の初夢は正月ではない
本来の初夢は、節分の夜から立春の明け方にかけて見る夢のこと。
そもそも「初夢」なんて誰が言い出したか?というと、
あの有名な西行法師です。
平安時代の「山家集」という作品に書かれてあります。
>たつ春の朝よみける
>年くれぬ 春来べしとは 思ひ寝に まさしく見えて かなふ初夢
この当時は春が一年の始まりでした。
現代なら立春は2月4日、節分はその前日の2月3日(変わる場合あり)。
当時の歴なら1月1日前後です。
よって、初夢は節分の夜に寝た時に見た夢のこととされていました。
いつから正月に?
江戸時代には正月になっていた。
いつ頃か?はハッキリしませんが、
立春ではなく歴としての1月1日~2日、または2日~3日に見る夢が初夢となりました。
ただ、そもそも情報が足りていないので、ずっとそうだったかもしれません。
なお、江戸時代なので、旧暦の1月1日です。
立春の前後になるので、そう大きくは違いません。
見ると良い夢は?
一富士、二鷹、三なすび
・・・が有名ですが、実は続きがあります。
こちらに書きましたので、ページ移動をお願いします。
→一富士二鷹三茄子には続きがある
--
以上、初夢は本来、正月に見た夢のことではなかったでした。
他の歴史の雑学
他の雑学(ランダム表示)
--