牡蠣はなぜ「オス」の漢字が?由来と意味を解説

父「オスの蠣。食べるか?」
子「美味しそうに聞こえないよっ!」
さて「牡蠣」です。
なぜ「オス」という漢字が付いているのか?
※3つ目までの画像はwikipedia「カイ(貝)」から引用。
中国人の勘違い
いつも食べている牡蠣はオスだ!という勘違いです。
オスの貝は生殖器が白っぽい色ことが多いです。
メスは赤だったり黒だったり。
牡蠣は全部が白いので、「こいつはオスだ」と。
漢字の「蠣」だけでも「カキ」を表します。
よって、「牡の蠣」と区別するために付け足したというもの。
メスはどこかにいるのだろう・・・と。
当然、これは勘違いで、
今は一つの個体がオスメスのどちらにでもなることがわかっています。
識別はかなり難しいらしい。
牡蠣という漢字は中国語でもあるので、
中国から伝わったということになります。
蠣の漢字の意味
「虫」と「砥石(固い石)」の組み合わせ。
貝殻がとても固いのでこの漢字になりました。
「虫」偏なのは、中国では貝や爬虫類も「虫」の漢字だからです。
「蜥蜴(トカゲ)」や「蛇(ヘビ)」も虫偏です。
「浅蜊(アサリ)」、「蜆(シジミ)」などとにかく虫偏が多い。
いやぁ、変換って便利。
ちなみに牡蠣の養殖は
ホタテの貝殻を使って養殖します。
なぜか?については長くなったので、
こちらの記事をどうぞ。
牡蠣(カキ)がホタテの貝殻で養殖される理由
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しかし、生牡蠣は大好きなのですが、あたるのは怖いですね。。
あたるのは生食用の牡蠣を食べないのが原因のようです。
詳しくはこちらの他雑学サイト様を「牡蠣 あたる」。
以上、牡蠣はなぜ「オス」の漢字が?由来と意味を解説でした。
クイズ!そうだったのか!飛行機が離着陸時に機内を消灯する理由とは最終更新日:2016/12/26
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